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物があふれた家(ゴミ屋敷)を片付けた71人の実態|片付け実態調査

物があふれた家の片付けは、多くが「量」と「何を残すか」の問題でした

「ゴミ屋敷」と聞くと、強い臭いや汚れを思い浮かべるかもしれません。

ところが、床が見えないほど物があふれた家を片付けた71人の回答を見ると、臭いや汚れが出ていた家は一部でした。多くの家で問題になっていたのは、物の量と、何を残して何を捨てるかの判断です。

そして、その判断をするのは住んでいた本人ではなく、家族であることが多いことも見えてきました。

この記事のデータについて

合同会社アイワクリーン「片付け実態調査」(2026年9月に実施した謝礼付きのインターネット調査、有効回答278人)の結果です。アイワクリーンのお客様に限定した調査ではありません。

この記事の対象は、下の条件に当てはまる71人です。人数が少ない項目は、主に人数で示しています。

この記事でいう「物があふれた家」の71人

次のどちらかに当てはまる方です(重なりは1人として数えています)。

  • 経験した片付けの種類として「物やゴミが大量にたまった住まいの片付け」を選んだ44人
  • 上記以外で、片付け前の状態として「床の半分以上が物で見えなかった」または「物を避けなければ歩けなかった」を選んだ27人

遺品整理や引っ越しなど、別の目的の片付けでも、家の状態がこれに当てはまる方を含めています。

この記事のポイント

  • 大量の物があった家が89%なのに対し、強い臭いは10%、害虫は17%。多くは「量」の問題で、特殊清掃まで要る家は一部
  • 片付けのきっかけは、亡くなった・入院や施設入居・引っ越しや退去といった「住む人の生活の変化」が38人。本人が決めた15人の2倍以上
  • 片付ける家族はその家の物の事情を知らないため、「何から手を付ければよいか」で止まる人が54%
  • 業者の総額は1万円未満から100万円以上まで。家族が片付けに加わった人が7割で、「どこまで任せるか」で金額の桁が変わる

床が見えない家でも、臭いや汚れが出ていたのは一部だけ

片付け前の状態を、当てはまるものすべて選んでもらいました。物の量を表す項目と、臭いや汚れを表す項目を並べると、差がはっきりします。

片付け前の状態(当てはまるものすべて・一部)
大量の衣類、紙類、生活用品があった63人(89%)
家具や家電が複数残っていた45人(63%)
床の半分以上が物で見えなかった37人(52%)
物を避けなければ歩けなかった35人(49%)
害虫や害獣が出ていた12人(17%)
強い臭いがあった7人(10%)
排泄物や腐敗した物があった3人(4%)

回答者数:71人。青は物の量、オレンジは臭いや汚れに関わる項目です。

床が見えない・歩けないほど物があっても、強い臭いがあったのは7人(10%)、排泄物や腐敗した物は3人(4%)でした。

つまり、物があふれた家の片付けの多くは、物を仕分けて運び出す作業が中心です。臭いや体液の汚れを取る「特殊清掃」が必要になる家は、その一部にとどまります。

見積もりを頼むときは、「運び出し」と「清掃」を分けて伝えると、必要な作業と金額が見えやすくなります。臭いや汚れがある場所は、写真とあわせて別に伝えてください。

現場で実際に起きていること:同じ「ゴミ屋敷」でも、頼む範囲で作業が変わる

運び出しと簡易清掃で終わる家もあれば、片付けのあとに水まわりのハウスクリーニングまで行う家、脱臭まで必要な家もあります。

富山県高岡市|1Kアパートのゴミ屋敷片付け|3名・4時間運び出し+簡易清掃富山県高岡市|1Kアパートのゴミ屋敷片付け|3名・4時間1Kアパート。家具・家電・生活用品を仕分けて運び出し、簡易清掃まで。3名・2tトラック2台で4時間。税込26.4万円美濃加茂市|2DKのゴミ屋敷片付け・ハウスクリーニング|4名・3台体制片付け+ハウスクリーニング美濃加茂市|2DKのゴミ屋敷片付け・ハウスクリーニング|4名・3台体制マンション2階の2DK。最初に搬出経路と作業スペースを確認し、片付けのあと浴室・トイレのハウスクリーニングまで。4名・3台。金額は事例に記載なし可児市川合|2DKの特殊清掃・脱臭|6名・3日間特殊清掃・脱臭可児市川合|2DKの特殊清掃・脱臭|6名・3日間亡くなられてから10日後に発見された2DK。体液が付着した部分を洗浄し、業務用オゾン発生器などで脱臭。6名・トラック4台・3日間。税込48.4万円

当社が公開している施工事例の記載から引用しています。写真は各事例のものです。

片付けたのは、住んでいた本人ではなく家族が多い

片付けた住まいは「親の家」が31人で、「自分の家」の16人の約2倍でした。

きっかけ(1つ選択)も、本人の意思より、住む人の生活が変わったことが目立ちます。亡くなった(16人)、引っ越し・退去(13人)、入院・施設入居(9人)を合わせると38人で、「本人が片付けると決めた」15人の2倍以上です。ほかに「家族が家の状態に気づいた」が7人いました。

ここから言えるのは、物があふれた家を片付けるのは多くの場合、その家の物の事情を知らない家族で、しかも退去や売却などの期限を抱えていることが多い、ということです。

実際、当時困ったこと(最大3つ)では「何から手を付ければよいか分からなかった」が38人(54%)で最も多くなりました。片付け前の状態として「貴重品や必要書類を探す必要があった」家も16人(23%)ありました。どれが大事な物か分からないまま、大量の物を前にすると、手が止まります。

回答者の声(一部)

久しぶりに実家に入ると足の踏み場もなく、何から始めればよいのか分かりませんでした。

(東京都・50代)

残すか捨てるかで家族と意見がぶつかり、なかなか片付けが進みませんでした。

(千葉県・30代)

回答を趣旨を変えない範囲で短く言い換えています。

このような家では、捨てる物から考えるより、先に「残す物」と「探す物」を決めるほうが進みます。通帳や権利書、家電、衣類など、残す物が決まれば、それ以外は運び出す対象としてまとめて扱えるからです。家族で意見が分かれそうなときも、まず「残す物の一覧」だけをそろえると話がまとまりやすくなります。

片付け全体の最初の一歩の決め方は片付けが止まる理由は「最初の一歩」と「期限」で、入院や施設入居がきっかけの場合は親の施設入居・入院で実家を片付けた38人の費用と進め方で詳しくまとめています。

現場で実際に起きていること:残す物を決めて、ゴミだけを回収する

「全部捨てる」ではなく、残す物を先に確かめてから回収した事例です。大垣市林町の事例は、作業中の立ち会いなしで進めました。

当社が公開している施工事例の記載から引用しています。写真は各事例のものです。

物が多くて手を付けられない家も、ご相談ください

部屋の写真をLINEで送っていただければ、作業の進め方をご案内します。ご近所に配慮した対応についてもご相談ください。

家族の手で片付けた人が7割。業者の総額は「どこまで任せたか」で桁が変わる

片付け方(当てはまるものすべて)は、「家族・親族で作業した」が48人(68%)で最も多く、「片付け業者に依頼した」は24人(34%)でした。自治体の粗大ごみ(22人)、買取(19人)、処分場への持ち込み(17人)を組み合わせた人もいます。9人(13%)は、まだ片付けが終わっていません。

いずれかの業者に依頼した27人のうち、総額が分かる23人の内訳は次のとおりです。

10万円未満

14人

10万〜30万円

6人

30万円以上

3人

10万円未満の内訳:1万円未満4人、1万〜3万円4人、3万〜10万円6人。30万円以上の内訳:30万〜50万円、50万〜100万円、100万円以上が各1人。ほかに「分からない」「対応中」が各2人。

床が見えないほどの家でも、6割は10万円未満でした。家族が作業に加わった人が7割いることから、家族で運べる物は自分たちで出し、大きな家具や家電、運びきれない分だけを業者に頼んだ人が多かったと考えられます。反対に、家全体を任せると、当社の事例でも20万〜60万円台になっています。

業者に見積もりを頼むときは、「家全体を任せる場合」と「家族で出せない物だけ頼む場合」の2通りで聞くと、自分たちでどこまでやるかを決めやすくなります。粗大ごみや持ち込みとの分け方は、粗大ごみ・持ち込み・業者の使い分けを参考にしてください。

「知りたかった情報」では、「総額と作業内容」(31人)に次いで「似た状況の人の実体験」(23人)が多く選ばれました。下の事例は、間取りと日数、金額の組み合わせを比べる材料にしてください。

現場で実際に起きていること:家全体を任せた場合の、間取り・日数・金額

物の量と運び出しの条件で、人数と日数が決まり、金額が変わります。金額は事例に書かれた目安で、実際は現地見積で決まります。

当社が公開している施工事例の記載から引用しています。写真は各事例のものです。

家族だけで抱え込まずに相談したほうがよい目安

回答で多かった困りごとをもとに、次のどれかに当てはまるときは、まず写真で相談してみてください。

  • 床が見えない部屋が複数あり、どこから始めるか決められない
  • 退去・売却・解体など、片付けの期限が決まっている
  • 通帳や権利書など、探さなければならない物がある
  • 処分場や自治体の回収に何度も出す必要があり、車や時間が足りない
  • 強い臭い・害虫・汚れがあり、自分たちで触るのが難しい
  • 何を残すかで、住んでいた本人や家族と話がまとまらない

家族の話し合いの進め方は、ゴミ屋敷化した実家の片付けで親族の摩擦を抑える進め方も参考にしてください。

アイワクリーンのスタッフより

物があふれた家のご相談では、まず「残したい物」と「探している物」をうかがいます。それが決まると、作業の順番と必要な人数が見えてきます。

マンションの上の階や、エレベーターのない建物では、運び出しの経路で人数や日数が変わります。現地では、最初に搬出経路と作業スペースを確認します。

臭いがあるお部屋では、近隣の方にご迷惑がかからないよう配慮し、必要に応じて管理会社に連絡してから作業します。

よくある質問

Q. 残したい物を伝えて、ゴミだけを回収してもらえますか?

A. はい。大垣市林町の事例では、家電類や必要な物を残し、ゴミだけを回収しました。残したい物や探している書類は、写真と一緒に事前にお知らせください。

Q. ご近所に気づかれないように頼めますか?

A. 当社のゴミ屋敷片付けのページで、秘密厳守での対応についてご案内しています。臭いがある場合は近隣に配慮して作業し、マンションでは管理会社に連絡したうえで車両を停めた事例もあります。作業の時間帯や車両の停め方など、気になる点は事前にご相談ください。

Q. 費用を一度に払うのが難しい場合は?

A. 現金・銀行振込・クレジットカードのほか、自社ローン(最大60回)にも対応しています。詳しくはお問い合わせの際にお尋ねください。

調査の概要

  • 出典:合同会社アイワクリーン「片付け実態調査」
  • 調査時期:2026年9月
  • 調査方法:インターネット調査
  • 対象:過去10年以内に、自分または家族・親族の住まいの片付けや大量の不用品処分に直接関わった経験のある方
  • 有効回答数:278人

※アイワクリーンのお客様に限定した調査ではありません。

  • 謝礼付きの調査です
  • 有効回答数は、回答条件に当てはまらない1件を除いた数です
  • 片付けた住まいの所在地は全国(うち東海4県は37人、岐阜県は8人)
  • 「当てはまるものをすべて」「最大3つまで」の設問は複数回答のため、合計は100%を超えます。%は小数点以下を四捨五入しています
  • この記事の対象:経験した片付けで「物やゴミが大量にたまった住まいの片付け」を選んだ44人と、片付け前の状態で「床の半分以上が物で見えなかった」「物を避けなければ歩けなかった」のいずれかを選んだ27人、計71人
  • 回答者の声は、個人が特定されないよう趣旨を変えない範囲で短く言い換え、都道府県と年代のみを記載しています
  • 数字を引用される場合は、出典(合同会社アイワクリーン「片付け実態調査」、2026年9月、有効回答278人)と、この記事のURLを記載してください

岐阜・愛知でゴミ屋敷の片付けをご検討の方へ

ゴミ屋敷片付けのページと地域のページでも、対応内容やご相談の流れをご案内しています。

市町村別のページ(一部)

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部屋の数と、床がどのくらい見えないかが分かる写真をお送りください。状況によっては現地で確認させていただきます。

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