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特殊清掃と遺品整理の違いとは?同時依頼のメリット・業者選び・依頼タイミングまで解説

目次

「特殊清掃と遺品整理は何が違うのか」を整理しておきたい方へ

大切なご家族を亡くされた直後のご相談では、「遺品整理だけお願いするつもりだったが、現場の状態を見て『特殊清掃も必要』と言われて戸惑っている」「孤独死の現場で、まず何から手をつけたらよいか分からない」というお声をたくさんお聞きします。

特殊清掃と遺品整理は、目的も作業内容も異なる別の作業です。ただし、孤独死・自殺・長期不在などの現場では、特殊清掃を先に行ってから遺品整理を進める必要があり、両方を一括でご依頼いただくケースが多いのも事実です。

特殊清掃と遺品整理の違いを整理する遺品整理現場のイメージ
特殊清掃と遺品整理は別の作業ですが、現場の状態によっては同時に進めることで、ご家族の心理的負担と費用の両方を抑えやすくなります。

このページでは、岐阜・愛知エリアで遺品整理・特殊清掃・原状回復まで一括でご相談を承ってきたアイワクリーンの視点から、特殊清掃と遺品整理の違い・同時依頼が必要になる現場・セット依頼のメリット・業者選びのチェックポイントまでをまとめました。

このページのポイント:特殊清掃と遺品整理の違いを6項目の比較表で整理し、両方を同時に行う必要があるケース、セット依頼の4つのメリット、業者選びのチェックポイント、ご相談前にご準備いただきたいことまでを、ご家族の負担を抑える順序でまとめています。

特殊清掃と遺品整理の違いを早分かり比較

「特殊清掃」と「遺品整理」は、似た場面で出てくる言葉ですが、目的も作業内容も使う道具も大きく異なります。次の表は、両者の違いを6つの観点で整理したものです。

比較項目 特殊清掃 / 遺品整理
目的 特殊清掃:通常清掃では除去できない汚れ・におい・害虫を取り除き、生活できる状態に戻すこと/遺品整理:故人が残されたお品物を仕分け・整理し、ご家族の気持ちにも区切りをつけていくこと。
対象になりやすい現場 特殊清掃:孤独死・自殺・事故・長期不在・ごみ屋敷・体液や汚物の付着があるお部屋/遺品整理:通常のご逝去・ご退院後のお部屋・ご転居後の空き家など、清掃を伴わないご整理。
主な作業内容 特殊清掃:汚染物の除去・消臭・消毒・害虫駆除・床下や壁の解体補修/遺品整理:お品物の仕分け(残す・処分・買取・供養)・搬出・お部屋の簡易清掃・ご家族へのお引き渡し。
使う道具・薬剤 特殊清掃:専用薬剤・オゾン脱臭機・防護服・感染症対策資材/遺品整理:仕分け用の段ボール・養生資材・搬出用トラック・買取査定用の資料。
費用感の傾向 特殊清掃:現場の状態(汚染範囲・におい強度・解体補修の要否)で大きく変動。遺品整理:間取り・物量・買取相殺の有無で変動。費用相場は特殊清掃の費用相場遺品整理の費用相場もあわせてご参照ください。
依頼タイミング 特殊清掃:発見後すぐ/におい・害虫の拡大を防ぐため、できるだけ早めに着手することが大切です。遺品整理:四十九日のあと・諸手続きが一段落したあとなど、ご家族のペースで進めていただけます。

特殊清掃とは|通常の清掃では戻せない状態を整える作業

特殊清掃は、通常の掃除や市販の洗剤では対応できない汚れ・におい・害虫を、専用の薬剤や機材で除去する清掃です。孤独死・自殺・事故などのご逝去現場や、長期間放置されたお部屋・ごみ屋敷など、感染症リスクや強いにおいを伴う現場で必要になります。

特殊清掃の主な作業内容

  • 体液・汚染物の除去・搬出
  • 消臭・消毒・除菌(オゾン脱臭機・専用薬剤)
  • 害虫・害獣の駆除と再発予防処理
  • 必要に応じて床下・壁紙・畳などの解体補修

体液・汚染物の除去

特殊清掃の出発点は、においや感染症の原因になっている体液・汚染物の除去と搬出です。汚染が床材や畳の内部まで染み込んでいる場合は、表面清掃だけでは取り切れないため、状況に応じて床材ごと解体・撤去するご提案をすることがあります。

消臭・消毒・除菌

汚染物を取り除いたあとは、専用薬剤による消毒・除菌と、オゾン脱臭機などを使った消臭作業を行います。においの分子は壁紙・天井・収納の内部にまで入り込んでいるため、表面の拭き取りだけでは戻りきらないことが多く、複数回の処理を行うこともあります。

害虫・害獣の駆除

長期間放置されたお部屋や生ゴミの残ったお部屋では、ハエ・ウジ・ゴキブリ・ネズミなどが繁殖しているケースが多くあります。害虫・害獣の駆除と、原因となるお品物の搬出をセットで行わないと、清掃後すぐに再発してしまうため、両方を同じ業者で進めるのが安心です。

床下・壁紙・畳の解体補修

汚染が下地まで染み込んでいる場合や、においが内装材に強く残ってしまっている場合は、壁紙の張り替え・畳や床材の交換など、原状回復に近い解体補修まで必要になることがあります。賃貸物件の退去時には、管理会社様・大家様とご相談しながら必要範囲を決めていきます。原状回復との考え方の整理は、特殊清掃で原状回復はできる?リフォーム要否の判断ポイントもあわせてご参照ください。

遺品整理とは|故人のお品物を仕分け、お気持ちに区切りをつける作業

遺品整理は、故人が残されたお品物を「残す」「形見分け」「買取」「処分」「供養」に仕分け、ご家族でお引き継ぎいただけるかたちに整える作業です。物量や間取りに応じて、半日〜数日かけて進めていきます。

遺品整理の主な作業内容

  • お品物の仕分け(残す・形見分け・買取・処分・供養)
  • 貴重品・重要書類のお探しとお引き渡し
  • 仏壇・神棚・人形などの供養手配
  • 買取・リユースで作業費との相殺
  • 搬出・処分・お部屋の簡易清掃

お品物の仕分け

遺品整理でいちばん時間と心の力を使うのが、お品物を「残す」「形見分け」「買取」「処分」「供養」に分けていく仕分けです。アイワクリーンでは、ご家族のご意向を都度お伺いしながら進め、迷われたお品は無理に処分せず保留にしておきます。

貴重品・重要書類のお探し

通帳・印鑑・現金・保険証券・権利書・年金関係書類・契約書など、その後の手続きで必要になる貴重品・重要書類のお探しも遺品整理の重要な役割です。仕分けと並行して、見つかったその場でご家族にお渡しします。詳しい進め方は遺品整理で貴重品を見落とさないために|捜索の進め方と業者に伝えておきたいこともあわせてご参照ください。

供養手配

仏壇・神棚・お位牌・人形・写真など、そのまま処分するには気持ちの整理がつきにくいお品物については、提携先のお寺・神社で合同供養を手配することができます。ご家族の宗派や故人のご意向に沿ったかたちで進めますので、お困りの際はご相談時にお申し付けください。

買取・リユースで作業費との相殺

使えるお品物・新品贈答品・貴金属・着物・趣味の道具などは、その場で査定し、買取金額を作業費と相殺してお見積もりをご提示することができます。「処分するのはもったいない」「全部捨てるのは気が引ける」というお気持ちに寄り添った進め方が可能です。

遺品整理の前に特殊清掃が必要なケース

通常の遺品整理は、お部屋の状態が清掃の必要ない範囲であれば、そのままお品物の仕分けから始めていけます。一方で、次のような現場では特殊清掃を先行して行わないと、ご家族の立ち会いも遺品整理の作業も安全に進められません

特殊清掃を先に行う必要がある主な現場

  • 孤独死で発見が遅れたお部屋
  • 自殺・事故などで体液や汚染物の付着があるお部屋
  • 長期不在で腐敗・においが進んでいる空き家
  • ごみ屋敷状態で害虫・害獣の被害が出ているお部屋

孤独死で発見が遅れたお部屋

孤独死の現場では、発見が数日〜数週間遅れることも珍しくありません。体液・におい・害虫の発生があるため、まず特殊清掃で消毒・消臭・害虫駆除を済ませ、感染症リスクを取り除いてから遺品整理に入るのが基本です。お部屋の状態によっては、ご家族の立ち会いをお見積もり時のみに限定し、作業当日は立ち会いなしで進めるご提案をすることもあります。

自殺・事故などで体液や汚染物の付着があるお部屋

自殺・事故などのご逝去現場は、体液や汚染物が床材・壁紙・寝具などに染み込んでいることが多くあります。ご家族にとって心理的な負担も大きいため、現場の状態を直接ご覧いただかずに済むよう、清掃は先行して進めることをおすすめしています。

長期不在で腐敗・においが進んでいる空き家

遠方にお住まいのご家族が、長期間お住まいでない実家・空き家に久しぶりに訪問されたところ、生鮮食品の腐敗・水まわりのカビ・小動物の侵入などで強いにおいが残っている、というご相談もよくいただきます。遺品整理の作業中もにおいで体調を崩されないよう、消臭・除菌を先行してから仕分けに入ります。

ごみ屋敷状態で害虫・害獣の被害が出ているお部屋

ごみ屋敷状態のお部屋は、ハエ・ウジ・ゴキブリ・ネズミなどの害虫・害獣の被害が出ていることがあります。害虫処理と汚染物の搬出を先に進めてから、お品物の仕分け・遺品整理を進めると、貴重品やお探しのお品物も見つけやすくなります。ごみ屋敷状態での進め方はゴミ屋敷状態での遺品整理の進め方もご参照ください。

「特殊清掃が要るのか分からない」段階でもご相談いただけます

現場の状況をお写真でお送りいただければ、特殊清掃が必要かどうか・どの順序で進めるのが安心かをお伝えできます。
ご家族が現場をご覧になる前にご相談いただくことで、心理的なご負担も最小限に抑えられます。

特殊清掃と遺品整理をセットで依頼する4つのメリット

特殊清掃が必要な現場では、特殊清掃と遺品整理を別々の業者にお願いするより、両方をワンストップで対応できる業者にまとめてご依頼いただいたほうが、結果としてご家族のご負担が軽くなることがほとんどです。理由は次の4点です。

セット依頼の4つのメリット

  • 作業の流れが分断されず、効率的に進められる
  • 人員・搬出回数が減らせるため、費用を抑えやすい
  • ご家族の心理的負担・立ち会い回数を最小限にできる
  • プライバシーへの配慮を一貫して保ちやすい

作業の流れが分断されず、効率的に進められる

特殊清掃と遺品整理は、本来連続して進める作業です。同じ業者がワンストップで対応する場合、清掃・仕分け・搬出・補修までを最適な順序で組み立てられるため、別々の業者で日程調整を繰り返す必要がなく、全体の作業日数も短くなりがちです。

人員・搬出回数が減らせるため、費用を抑えやすい

遺品整理は「におい」が染み込んだお品物を扱う作業でもあります。特殊清掃と分けて発注すると、それぞれの業者で人員・トラック・梱包資材を用意する必要があり、結果として費用が上がりがちです。同じ業者でまとめると、人員と搬出回数を最小化できるため、費用を抑えやすくなります。買取・リユースで作業費との相殺もしやすくなります。

ご家族の心理的負担・立ち会い回数を最小限にできる

業者を分けると、お見積もり・作業立ち会い・お引き渡しなど、その都度ご家族にお越しいただくことになります。特殊清掃が必要な現場では、現場をご覧になること自体がご家族の心理的なご負担になりやすいため、立ち会い回数を最小限にできるワンストップ対応のほうが、お気持ちの負担を抑えやすくなります。

プライバシーへの配慮を一貫して保ちやすい

ご逝去現場の遺品整理では、近隣の方・他の入居者様・大家様への配慮が欠かせません。同じ業者で一貫して対応する場合、社名表示の出ない車両でお伺いする・搬出時間帯を調整する・養生範囲を広めに取るなど、プライバシーへの配慮を最初から最後まで揃えやすいのもメリットです。

業者選びのチェックポイント

特殊清掃と遺品整理を同時にご依頼いただくときは、次の4点を業者選びの目安にしていただくと安心です。詳しくは特殊清掃と遺品整理を同時に依頼するメリット・業者選び・注意点もあわせてご参照ください。

業者選びで確認したい4つのポイント

  • 特殊清掃・遺品整理の両方の実績があるか
  • 見積書で作業範囲・追加費用条件が明示されているか
  • プライバシーへの配慮(社名なし車両・搬出時間帯)があるか
  • 買取・原状回復までワンストップで相談できるか

特殊清掃・遺品整理の両方の実績があるか

どちらか片方が中心の業者の場合、もう一方は外注で対応することがあり、間に入る連絡で行き違いが起きやすくなります。両方を自社で対応している業者かどうかを、ホームページの実績・施工事例で確認しておくと安心です。

見積書で作業範囲・追加費用条件が明示されているか

特殊清掃は、現場の状態によって作業範囲が広がる可能性のある工程です。見積書に「どの作業がどこまで含まれているのか」「追加費用が発生する条件は何か」がはっきり書かれているかを必ず確認してください。極端に安い見積書には、作業範囲が狭く設定されているケースもあります。

プライバシーへの配慮があるか

ご逝去現場のご相談では、近隣の方や他の入居者様への配慮を希望されるご家族がほとんどです。社名表示の出ない車両での訪問・搬出時間帯の調整・養生範囲の指定など、プライバシーへの配慮の選択肢があるかどうかも、お問い合わせ時にご確認いただくとよいポイントです。

買取・原状回復までワンストップで相談できるか

賃貸物件の退去や、空き家の売却を控えているご相談では、特殊清掃・遺品整理のあとに原状回復・ハウスクリーニングまで必要になることが多くあります。買取・原状回復・ハウスクリーニングまで同じ業者で相談できるかどうかを確認しておくと、後工程のご負担も大きく減らせます。

アイワクリーンでのご相談の流れと対応範囲

特殊清掃と遺品整理を同時にご相談いただいたときの進め方

  • お電話・LINE・フォームでご状況をお伺いし、お写真でも事前確認
  • 無料お見積もり(現地)で作業範囲・概算費用・日程をご提示
  • 特殊清掃を先行し、消臭・消毒・害虫駆除で安全な状態に
  • 遺品整理で仕分け・貴重品お探し・買取査定を実施
  • 必要に応じて原状回復・ハウスクリーニングまでワンストップ対応
  • ご家族のみの立ち会い・立ち会いなしのご相談にも対応
  • 岐阜県・愛知県北西部を中心にご相談をお受けしています

アイワクリーンは岐阜県可児市に拠点を置き、特殊清掃・遺品整理・ごみ屋敷のお片付け・原状回復までをワンストップでお手伝いしています。「特殊清掃が必要かどうか分からない」「現場を見るのが怖い」というご事情にも、お写真でのご相談・代理お見積もりで対応しています。

特殊清掃の全体像は特殊清掃とは|依頼判断から作業内容・業者選びまで解説、ケース別の費用・流れは特殊清掃が必要なケース・費用相場・依頼の流れもあわせてご参照ください。

ご相談前のチェックリスト

お問い合わせ前にご確認いただけるとスムーズです

  • 対象のお家の種別(戸建て/マンション/賃貸)と間取り
  • ご相談の主な内容(遺品整理/特殊清掃/原状回復/買取の有無)
  • 発見の経緯と発見からの経過日数(参考情報として)
  • におい・害虫・汚染の状況(写真でも結構です)
  • ご家族の立ち会い可否・希望する立ち会い形態
  • お探しの貴重品・重要書類・形見の有無

お写真を数枚LINEで送っていただけるだけでも、より具体的なご提案が可能です。
ご家族が現場をご覧になることが難しい場合は、ご家族のみの立ち会い・立ち会いなしのお見積もりにも対応しておりますので、お気軽にお声がけください。

スタッフコメント

スタッフコメント
特殊清掃が必要な現場のご相談では、「遺品整理だけのつもりが、お部屋に入った瞬間に立ち止まってしまった」「家族にとっては見るのも辛い現場で、まずどう動けばいいか分からない」というお声を本当によくお聞きします。私たちは、ご家族が現場をご覧にならなくても進められる進め方をご提案できますので、まずはお写真や口頭でのご相談だけでも大丈夫です。

特殊清掃と遺品整理を別々の業者にご依頼いただくと、立ち会い回数や費用が増えやすく、業者間の連絡で行き違いが起きてしまうこともあります。私たちは特殊清掃から遺品整理、必要な場合は原状回復・ハウスクリーニングまで一貫してお手伝いできますので、現場ごとに最適な順序を組み立ててご提案します。

見積書には「どの作業がどこまで含まれているか」「追加費用が発生する条件」を必ず明記し、ご家族にご納得いただいたうえで作業に入ります。買取・リユースで作業費との相殺もご相談いただけますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

特殊清掃は通常の清掃では戻せない汚れ・におい・害虫を除去する作業、遺品整理は故人のお品物を仕分けてご家族にお引き継ぎいただくかたちに整える作業で、それぞれ目的も内容も異なります。一方で、孤独死・自殺・事故・長期不在・ごみ屋敷など、特殊清掃を先行する必要がある現場では、両方を同じ業者でセットでご依頼いただくほうが、効率・費用・心理的負担・プライバシーのいずれの面でもご家族の負担を抑えやすくなります。

業者を選ぶときは、両方の実績があるか・見積書で作業範囲が明示されているか・プライバシーへの配慮があるか・原状回復までワンストップで相談できるかを目安に、ご家族で安心して任せられる相手を選んでください。お写真をお送りいただけるだけでも進め方をご案内できますので、ご状況がまとまっていない段階でもお気軽にお問い合わせください。

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