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プリンター処分方法の全知識:地域別処理と前準備のポイント

プリンターを処分する際、自治体によって廃棄方法が異なることをご存知でしょうか。

また、プリンターを廃棄する前に行うべき重要な手順があります。

本記事では、プリンターを適切に処分するための方法と注意点について解説します。

環境に配慮しつつ、簡単にプリンターを処分するためのポイントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

□自治体によるプリンター処分の違いと方法

 

プリンターの自治体廃棄方法は、お住まいの地域によって異なります。

いくつかの自治体の具体例を見ていきましょう。

 

1:東京都北区の場合

大きさが30㎤を超えるプリンターは粗大ゴミ、30㎤以下のものは不燃ゴミとして扱われます。

 

2:神奈川県横浜市の場合

一番長いところが50cm以上のプリンターは粗大ごみ、50cm以下のものは燃えるゴミに分類されます。

 

3:愛知県名古屋市の場合

30cm角を超えるプリンターは粗大ゴミ、30cm角以下のものは不燃ゴミとなります。

 

4:大阪府大阪市の場合

最大の辺または径が30cmを超えるプリンターは粗大ごみに該当します。

このように、プリンターの大きさによって、粗大ゴミや不燃ゴミ、燃えるゴミなどに分類されるルールが自治体ごとに定められています。

 

自治体廃棄のメリットは、手続きが簡単で確実に処分できる点です。

お住まいの地域の粗大ごみ対策課に連絡するか、Webから予約を行い、コンビニ等で粗大ごみシールを購入して貼付し、指定日に廃棄場所へ出せば完了です。

 

一方、デメリットとしては、回収日までプリンターを保管しておく必要があり、スペースを取られてしまうことが挙げられます。

また、自治体によっては粗大ゴミ処理に費用がかかる場合もあります。

自治体廃棄を選ぶ際は、これらのメリット・デメリットを踏まえて、ご自身の状況に合った方法を選択しましょう。

 

 

□プリンター処分前の重要チェックリスト

 

プリンターを処分する前に、以下の2つの方法を取ることが重要です。

 

1:インクカートリッジ・トナーカートリッジの処理

インクジェットプリンターなら「インクカートリッジ」、レーザープリンターなら「トナーカートリッジ」を取り外し、適切に処理しましょう。

インクカートリッジは、メーカー純正品であれば回収ボックスに入れることでリサイクルされます。

家電量販店や自治体施設、郵便局など様々な場所に回収ボックスが設置されているので、積極的に利用しましょう。

近くに回収ボックスがない場合は、ゴミ分別ルールに従って可燃または不燃ゴミとして出します。

トナーカートリッジも同様に、純正品なら回収ボックスを利用できます。

 

ただし、インクカートリッジ専用の回収ボックスには入れず、両方対応しているボックスかトナーカートリッジ専用のボックスを使いましょう。

家電量販店やPC専門店に設置されていることが多いです。

回収ボックスがない場合は、純正品ならメーカーへ引き取りを依頼できます。

純正品・汎用品問わず、回収を行っている事業者に依頼するのも一つの手です。

 

2:プリンター内のデータ消去

プリンターの内部ストレージには、印刷したデータが残っている可能性があります。

個人情報流出を防ぐため、廃棄前にデータを完全に消去しておきましょう。

消去手順はプリンターによって異なりますが、一般的には以下のような流れになります。

・プリンターの設定画面を開く
・「初期化」や「データ消去」などの項目を探す
・消去を実行する
・プリンターの電源を切って再度入れ、正常に起動することを確認する

 

メーカーのWebサイトや取扱説明書に消去方法が記載されていない場合は、サポートセンターに問い合わせると良いでしょう。

 

 

□まとめ

 

本記事では、プリンター処分における自治体ごとの廃棄方法の違いと、インクカートリッジ・トナーカートリッジの処理方法、データ消去の重要性について解説しました。
何か質問がありましたら、いつでも当社までご相談ください。