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特殊清掃を行う手順とは?専門業者に依頼する3つのメリットを紹介!

清掃作業員

 

特殊清掃が必要になった場合、自分で清掃を行えないか考えることもあるでしょう。しかし、状況がひどい現場に知識のない状態で入室すると、感染症などのリスクがあります。この記事では、自分で特殊清掃を行う場合の注意点や専門業者が特殊清掃を行う際の手順について解説します。

この記事を読むための時間:3分

自分で特殊清掃を行う方法

自分で特殊清掃を行う場合は、事前に様々な準備をする必要があります。まずは、感染症対策のために防護服を着用します。強い臭いは髪の毛や体に染みつくため、マスクや軍手も合わせて着用するようにしましょう。消毒剤や厚手のゴミ袋の用意も必要です。殺虫や消毒行った後、汚染物の撤去、壁や床の掃除という順で作業を進めます。

 

ただし、特殊清掃が必要な現場は汚れや異臭が酷く、通常の洗剤や清掃方法では対応できません。そのため、覚悟をもって自己責任で臨む必要があります。

専門業者が行う特殊清掃の作業手順

専門業者が行う、特殊清掃の作業手順は以下の通りです。

 

  1. 部屋の消臭・消毒をする
  2. 特殊清掃をする
  3. 遺品整理・家具を移動する
  4. 汚染部分の処理・リフォームをする
  5. 部屋の消臭をする

 

1つずつ確認していきましょう。

1.部屋の消臭・消毒をする

まずは、人が作業できるレベルまで消臭していきます。感染症のリスクを軽減するために、部屋全体に薬剤を散布し、壁や天井、カーテンなどを消毒します。

2.特殊清掃をする

次に、ご遺体のあった場所の壁や床などの汚れを除去します。フローリングの下まで汚れが染み込んでいるケースがあるため、現場で確認しながら徹底的に臭いの元を取り除きます。

3.遺品整理・家具を移動する

体液のついた家具や雑貨などを部屋の外へ運び出します。不用品を処分し、重要な書類や金品などはご遺族様へお渡しします。特殊清掃とともに買い取りを請け負っている業者であれば、そのまま査定も依頼できるためスムーズです。

4.汚染部分の処理・リフォームをする

汚れが残った部分は、取り替えたりリフォームをします。完全に消臭するため、フローリングや壁紙を剥がして下地部分まで清掃します。

5.部屋の消臭をする

最後に、再度部屋の消臭を行います。薬剤の散布だけでは臭いが取れない場合は、オゾン脱臭機を使って臭いの元を分解していきます。

専門業者に特殊清掃を依頼するメリット

上述の作業を自分で行うのが難しい場合、専門業者への依頼をおすすめします。専門業者に特殊清掃を依頼するメリットは、以下の3つです。

 

  • 経験が豊富で安心して任せられる
  • 感染症リスクを減らせる
  • 原状回復まで時間がかからない

 

それぞれ詳しく解説します。

経験が豊富で安心して任せられる

経験や知識が豊富な専門業者には、特殊清掃を安心して任せられます。特殊清掃が必要な現場の汚れは複雑です。通常の清掃で一時的に汚れや臭いを落とせても、時間が経つと臭いやシミが戻ってしまうこともあります。そのため、現場に慣れた専門業者に頼んだ方が安心できるでしょう。

感染症リスクを減らせる

専門業者に依頼することで、自身の感染症のリスクを抑えられます。害虫や体液への接触が少なくなることで感染するリスクが減るからです。特殊清掃業者は、感染症のリスクをしっかりと把握しているため、事前にしっかりと対策を行ってから作業に入ります。

原状回復まで時間がかからない

専門業者に依頼すると、必要な作業を効率よくスピーディーに終わらせられるため、現状回復まで時間がかかりません。

特殊清掃はノウハウを熟知した専門業者に依頼しよう

特殊清掃が必要な現場は、強力な洗剤や消臭剤などを使わないときれいにすることはできません。そのため自力で清掃をしても完全消臭できないことが多いのが現状です。やり直しをすると労力や費用もかさんでしまうため、知識を持った専門業者に依頼するのがおすすめです。