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灯油廃棄をガソリンスタンドで?不用品回収業者に頼む?適切な処分方法を解説

 

灯油を安全に処分したいけど、どうすればいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
灯油は、ガソリンスタンドで購入できる身近な燃料ですが、処分となると「特別管理産業廃棄物」に指定されているため、安易に捨てられません。

この記事では、灯油の適切な処分方法や注意点について解説していきます。

 

□灯油廃棄の適切な方法とは?ガソリンスタンドでも処分可能?

 

灯油は、通常の廃棄物とは異なり、適切な方法で処分する必要があります。

適切な処分方法としては、以下の3つが挙げられます。

 

1:ガソリンスタンドへの持ち込み

 

灯油は、ガソリンスタンドで引き取ってもらえる場合があります。

ただし、全てのガソリンスタンドで引き取りをしているわけではありません。
廃油処理が可能なサービスステーションを事前に確認してから持ち込みましょう。
セルフのガソリンスタンドは、灯油の持ち込めないことが多いので注意が必要です。

また、購入した際のレシートが必要な場合や、処分費用が発生する場合もあります。
各ガソリンスタンドのホームページに記載されている情報を事前に確認しておきましょう。

 

2:不用品回収業者への依頼

 

不用品回収業者の中には、灯油の回収と廃棄を行っている業者もあります。
依頼すれば、自宅まで取りに来てくれます。

ただし、灯油は危険物に該当するため、全ての不用品回収業者が対応しているわけではありません。
業者のホームページで、灯油の回収を行っているかどうかを確認しましょう。

 

また、廃棄費用や料金相場は業者によって異なります。
灯油単品での料金や、トラックの積み放題のプランなど、様々なパターンがあるので、比較して決めるのがおすすめです。

灯油だけでなく、他の不用品もまとめて引き取ってもらえます。
季節の変わり目などに、不用品の整理にも活用できます。
中には、直接不用品回収業者に持ち込むことで料金が変わる場合もあるので、事前に確認してみましょう。

 

3:使い切る

 

少量の灯油であれば、処分する手間をかけるよりも、使い切ってしまった方が良いでしょう。
灯油は、夏の高温や日光、湿気などでも劣化が進みます。
余ってしまうと「もったいない」「来年も使おう」という考えにもなってしまいますが、こうした条件下で保管しておくと、変質してしまい、次年度に正常に使用できなくなる可能性があります。
劣化すると、暖房器具が故障する原因にもなるため、使い切るのがおすすめです。

 

 

□灯油廃棄の際の注意点

 

灯油を処分する際には、以下の点に注意しましょう。

 

1:劣化に注意

 

灯油は、長期間保管していると劣化してしまいます。
劣化すると、黄色く濁り、すっぱい臭いを放ち始めます。

品質の落ちた灯油を使用すると、暖房器具が故障してしまうことがあるため、色や匂いが明らかにおかしい場合は、使用を続けずに処分・廃棄することをお勧めします。

 

2:火災に注意

 

灯油は、引火点が低いため、火災に注意が必要です。
特に、火元となるものがある場所での保管は避けましょう。

 

3:一般ゴミとして捨てられない

 

灯油は、一般ゴミや粗大ゴミとして捨てられません。
自治体で回収してもらえるゴミとはなっておらず、適切な処分方法を選ぶようにしましょう。

 

 

□まとめ

 

灯油は「特別管理産業廃棄物」に指定されているため、安易に捨てられません。
適切な処分方法としては、ガソリンスタンドへの持ち込み、不用品回収業者への依頼、使い切る方法があります。
灯油を処分する際には、劣化や火災に注意し、一般ゴミとして捨てることはできないことを覚えておきましょう。
適切な方法で処分することで、環境への負荷を減らし、安全に廃棄できます。