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ゴミ屋敷は放火されるリスクが高い!火災が起こる原因と対処法を解説

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ゴミ屋敷は、一般的な住宅と比べると放火されるリスクが高いため非常に危険です。今回の記事では、ゴミ屋敷が放火されるリスクが高い理由や、火災が起きないようにする対策を解説します。ゴミ屋敷の火災を防止する方法を詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

ゴミ屋敷が放火されるリスクが高い理由

ゴミ屋敷は、家の外までゴミが溢れている場合があります。そうすると、周辺環境の景観が損なわれ、治安の悪化につながる恐れがあるため注意が必要です。家の外までゴミが溢れていると、誰から見てもその家がゴミ屋敷であることが明らかでしょう。そのようなゴミ屋敷は、地域でも噂が広がりやすく、トラブルや興味本位で放火される危険性があります。

 

ゴミ屋敷は物が溢れているため、一度火をつけられると一瞬で燃え広がり、なかなか消火できません。当然住み続けていると、命の危険に及ぶ恐れもあるでしょう。

放火以外のゴミ屋敷で火災が起こる原因

放火以外のゴミ屋敷で火災が起こる原因は、以下の3つです。

 

  • タバコの火の不始末
  • ストーブからの引火
  • トラッキング火災

タバコの火の不始末

ゴミや物がタバコの周りに積み重なると、火の粉や未消火の吸い殻が埋もれる危険があります。物の隙間にタバコが落ちても、気付かない場合もあるでしょう。タバコの灰や吸い殻を適切に処理していないと、周りの物に燃え移り、火災が発生する危険性が高いです。また、家の外にもゴミが溢れている場合は、通行人のポイ捨てしたタバコから引火することもあります。

ストーブからの引火

ストーブの周りにゴミや物が溢れていると、引火する危険があります。高温な状態のストーブに、カーテンや衣類などの布製品が接し続けていると、徐々に熱せられて焦げ付き、発火する可能性もあるでしょう。老朽化したストーブや、不適切な設置方法で使用していると、リスクはさらに高まります。

トラッキング火災

トラッキング火災とは、コンセントの差し込み口に溜まった埃に着火して起こる火災のことを指します。ゴミ屋敷の場合、長期間掃除が行われていないため、コンセントにも埃が溜まっていることが多いです。コンセントに湿気や水分が加わると、微量の電流が流れて埃に着火します。コンセント周りがゴミや物で埋まっていると、着火した火が一瞬で燃え広がるでしょう。

ゴミ屋敷で火災が起きないようにする対策

ゴミ屋敷で火災が起きないようにする対策は、以下の3つです。

 

  • コンセント周辺の空間を開ける
  • 寝る前にはストーブを消す
  • 屋外にゴミを置かない

コンセント周辺の空間を開ける

ゴミ屋敷で火災を防ぐためには、コンセント周辺の空間を十分に開けることが重要です。ゴミや不要品がコンセントに密着していると、発熱やショートなどが起こりやすくなります。トラッキング火災が発生した場合も、火が燃え移りやすいです。コンセントの周りを整理し、十分な空間を確保することで、火災のリスクを軽減できるでしょう。

寝る前はストーブを消す

寝る前は必ずストーブを消しましょう。ゴミ屋敷にはゴミや物が溢れているため、ストーブをつけたまま眠ると火災のリスクが大幅に上がります。眠っていると発火に気付くことが遅れるため、命を落とす危険もあるでしょう。

屋外にゴミを置かない

ゴミを屋外にも置いていると、治安の悪化につながり、放火される危険性が高まります。また、タバコのポイ捨てでも燃え広がる恐れがあるため、非常に危険です。屋外にはできるだけ物を置かないようにしましょう。

ゴミ屋敷を片付けて火災のリスクを減らそう

ゴミ屋敷は、火災が起こる危険があちこちに潜んでいます。発生するリスクも高いですが、燃え広がる速度も危険です。自分の命も危険ですし、周辺の住宅に燃え移る恐れもあります。ゴミ屋敷を片付けることで、火災のリスクを減らし、安全な生活を送りましょう。