ブログ一覧


特殊清掃の作業手順とは?自分で行う場合の注意点・専門業者に依頼する3つのメリット

目次

「特殊清掃って、自分でできるもの?それとも業者に頼むべき?」と迷われている方へ

ご家族・ご親族のお部屋で孤独死・長期療養・ごみ屋敷化などが発生したとき、「まずは自分たちで掃除できないだろうか」「業者に頼むとどんな手順で作業してもらえるのだろう」とお考えになるご家族は少なくありません。

特殊清掃が必要なお部屋は、汚れや強いにおいに加えて、感染症のリスク・床下地への染み込み・害虫の発生といった目に見えない問題が重なっているケースが多くあります。市販の洗剤や通常の掃除道具だけで対応するのが難しい場面では、専門業者の作業手順や依頼するメリットを知っておくと、判断がしやすくなります。

特殊清掃の作業手順イメージ
特殊清掃は「消臭・消毒→汚染除去→残置物搬出→下地処理/リフォーム→仕上げ消臭」という段階的な流れで進めるのが基本です。

このページでは、岐阜・愛知エリアで特殊清掃・遺品整理・原状回復までワンストップでお手伝いしてきたアイワクリーンの視点から、自分で特殊清掃を行う場合の注意点、専門業者の作業手順、依頼する3つのメリット、業者選びのポイントまでを整理してご案内します。

このページのポイント:自分で特殊清掃を行う場合に必要な準備とリスク、専門業者が実際に行っている5つの作業手順、専門業者に依頼する3つのメリット、業者選びで確認したい4つのポイントを、ご家族や管理会社様目線で整理しています。

特殊清掃が必要になるお部屋の状態と、自分で清掃する難しさ

特殊清掃は、孤独死現場・長期療養後のお部屋・ごみ屋敷化したお部屋・体液やにおいによる汚損が広がってしまったお部屋など、通常のお掃除では対応しきれない状況のお部屋に対して行う専門清掃です。市販の洗剤やマスク・手袋だけで臨むと、健康面・原状回復面の両方でリスクが高くなります。

比較項目 自分で行う場合と専門業者に依頼する場合の違い
準備物 自分で行う場合は防護服・マスク・手袋・消毒剤・厚手のゴミ袋などを一式揃える必要があります。専門業者は感染症対策の機材・薬剤・養生道具まで持ち込みます。
作業手順 自分で行う場合は「殺虫・消毒→汚染物撤去→清掃」が一般的な流れです。専門業者は「消臭・消毒→特殊清掃→遺品整理・搬出→下地処理/リフォーム→仕上げ消臭」を段階的に進めます。
起こりやすいリスク 自分で行う場合は感染症・においの再発・床下地の汚損残り・体力的/心理的負担が起こりやすくなります。
所要日数の目安 汚損の範囲・経過日数・搬出物の量で変わります。専門業者の場合は規模に応じて半日〜数日程度、リフォームを含む場合は1週間以上になることもあります。
原状回復の精度 自分で行う場合は表面の清掃が中心になりがちで、においや下地の汚損が残ることがあります。専門業者はオゾン脱臭・下地処理まで含めて対応します。
依頼を検討したい目安 体液・血液の汚損/強いにおい/害虫の発生/長期間の放置/ご家族の心理的負担が大きい場合は、無理をせず専門業者にご相談されることをおすすめします。

特殊清掃が必要なお部屋では、感染症対策・においの除去・下地までの汚損処理・残置物の整理を同時に進める必要があります。「ご家族でできる範囲」と「専門業者にお任せした方が良い範囲」を切り分けて考えるのが、心身の負担を抑えるコツです。

自分で特殊清掃を行う場合の準備と作業の流れ

どうしても自分たちで作業を進める場合は、感染症・においの再発・体力的負担に備えた準備が欠かせません。一般的な準備と作業手順を整理します。

自分で特殊清掃を行う場合に必要な準備

  • 防護服(使い捨てタイプが望ましい)
  • N95マスク・ゴーグル・厚手の手袋(軍手は感染症対策には不十分)
  • 消毒剤・除菌スプレー・厚手のゴミ袋・養生用シート
  • 害虫が発生している場合は殺虫剤と防虫処理用の薬剤
  • 換気のための窓・扉の動線確保とサーキュレーター

1. 殺虫・消毒で安全に作業できる状態にする

最初に、害虫の駆除と部屋全体の消毒を行います。ハエ・ゴキブリ・ダニなどが発生している場合は、殺虫剤を散布してしばらく時間を置きます。床・壁・家具の表面にも消毒剤を吹き付け、感染症のリスクを下げてから本格的な作業に入ります。

2. 汚染物の撤去・分別

体液・血液が付着した寝具や衣類、汚れた家具・雑貨など、汚染物を厚手のゴミ袋に二重で密閉して搬出します。ご遺品として残されたいお品物と、処分が必要なお品物の仕分けも、この段階で行います。自治体のゴミ収集ではお引き受けいただけないことが多いため、処分先の確認も事前に必要です。

3. 床・壁・水回りの清掃と消臭

汚染物の搬出後、床・壁・天井・水回りを段階的に清掃します。表面の汚れを落としたあと、消臭剤・除菌スプレーを使ってにおいの軽減を図ります。ただし、床下地まで染み込んだ汚れやにおいについては、市販の洗剤・消臭剤では戻りきらないことがほとんどです。

自分で特殊清掃を行う場合に起こりやすい4つのリスク

「ご家族でやれる範囲でできるところまで進めたい」というお気持ちは大切です。一方で、特殊清掃が必要な現場では、無理に自分たちで作業されたことで結果的に費用や負担が大きくなるケースも少なくありません。代表的な4つのリスクをご紹介します。

自分で特殊清掃を行う場合に起こりやすい4つのリスク

  • 感染症のリスク(体液・血液・害虫からの感染)
  • においが時間とともに戻ってきてしまう
  • 床下地・壁裏の汚損が残ってしまう
  • 心理的・体力的な負担が大きい

感染症のリスク

体液や血液には、感染症の原因となる細菌・ウイルスが含まれている可能性があります。軍手や紙マスクだけで作業すると、皮膚・粘膜・呼吸器から感染するおそれがあり、ご高齢の方やお子さま・体調がすぐれない方が同行されるのは特に避けていただきたい状況です。害虫からの感染リスクも見落とせません。

においが時間とともに戻ってきてしまう

市販の消臭剤や換気だけでは、表面のにおいは弱まっても時間が経つと再びにおいが立ち上がってくることがあります。床材・壁紙・畳などの内部に染み込んだにおい成分は、専門の機材(オゾン脱臭機・薬剤など)でないと分解しきれないためです。「一度きれいにしたつもりが、数日後に戻ってしまった」というご相談は珍しくありません。

床下地・壁裏の汚損が残ってしまう

体液・血液は、フローリング・畳・カーペットを通り抜けて下地(合板・コンクリート)まで染み込んでいることがあります。表面の清掃だけで終えてしまうと、シミやにおいの原因が残ったままとなり、賃貸物件であれば原状回復として受け取っていただけないこともあります。下地処理・床材交換が必要かどうかの見極めには、現場経験が欠かせません。

心理的・体力的な負担が大きい

特殊清掃が必要な現場での作業は、ご家族にとって精神的にも体力的にも大きな負担になります。汚損の様子・においの強さ・思い出の品との向き合いなど、ひとつひとつが心の重さに直結する場面です。途中で手が止まってしまい、お部屋の状態が変わらないままお悩みが長引いてしまうケースもあります。「無理をしない」という選択肢も、大切な判断のひとつです。

特殊清掃・遺品整理・原状回復までワンストップでご相談いただけます

「自分たちでどこまでできるか分からない」「現場の様子を見るのも辛い」という段階でもご相談いただけます。
お写真を1〜2枚LINEで送っていただくだけでも、概算のご案内・進め方のご提案が可能です。

専門業者が行う特殊清掃の5つの作業手順

専門業者の特殊清掃は、いきなり「全部きれいにする」のではなく、段階的にお部屋の状態を整えていくのが基本です。お部屋の汚損具合・経過日数・残置物の量で内容は変わりますが、一般的な流れは次の5ステップになります。

専門業者が行う特殊清掃の5つの作業手順

  • 1. 部屋全体の消臭・消毒で作業環境を整える
  • 2. 汚染部分の特殊清掃(床・壁・体液付着部)
  • 3. 遺品整理・家具・残置物の搬出
  • 4. 汚染部分の処理・必要に応じてリフォーム
  • 5. オゾン脱臭・薬剤による仕上げの消臭

1. 部屋全体の消臭・消毒で作業環境を整える

最初に、お部屋全体に薬剤を散布して消臭・消毒を行います。壁・天井・カーテン・床・家具表面までしっかりと薬剤を行き渡らせ、感染症のリスクを抑えながら作業に入れる状態にします。害虫が発生している場合は、この段階で駆除も同時に進めます。

2. 汚染部分の特殊清掃(床・壁・体液付着部)

続いて、ご遺体のあった場所や体液・血液が付着した部分を中心に、床・壁・畳・カーペットなどの汚れを段階的に除去します。フローリングの下まで染み込んでいるケースも多いため、現場で都度確認しながら、においの元を取り除いていきます。

3. 遺品整理・家具・残置物の搬出

体液の付着した家具・寝具・雑貨などをお部屋の外へ搬出します。処分が必要なお品物と、ご遺族にお戻しする貴重品・思い出のお品物を仕分けしながら作業を進めます。買取・リユースをお引き受けできる業者であれば、貴金属・お着物・お酒・趣味のお道具などはその場で査定し、作業費用と相殺してご提案できます。

4. 汚染部分の処理・必要に応じてリフォーム

表面の清掃で取りきれない部分については、床材・壁紙の張り替え、下地の処理、コーキングの打ち直しなどを組み合わせて、においや汚損の元を完全に除去します。賃貸住宅で原状回復まで求められているケースでは、この工程の有無で仕上がりが大きく変わります。

5. オゾン脱臭・薬剤による仕上げの消臭

仕上げに、オゾン脱臭機や専用薬剤による消臭を行います。表面のお掃除では届かないにおいの分子レベルまで分解することで、人が違和感なく入室できる状態まで戻していきます。閉め切ったお部屋・水回り・押し入れなど、においが残りやすい場所も丁寧に対応します。

専門業者に特殊清掃を依頼する3つのメリット

「自分たちで作業するか、業者に依頼するか」を判断する際の参考になるのが、専門業者にご依頼いただいた場合のメリットです。代表的なものとして、次の3点があります。

専門業者に特殊清掃を依頼する3つのメリット

  • 経験と知識で安心してお任せいただける
  • 感染症のリスクを大きく減らせる
  • 原状回復までの時間を短くできる

経験と知識で安心してお任せいただける

特殊清掃が必要なお部屋の汚損は、現場ごとに状況が異なります。表面のお掃除で一時的にきれいに見えても、時間が経つとにおいやシミが戻ってしまうケースは少なくありません。経験のある専門業者であれば、汚損の広がり方・下地の状態・においの残り方を判断したうえで、必要な工程を組み立ててご提案できます。

感染症のリスクを大きく減らせる

専門業者は、防護服・専用マスク・薬剤・養生資材を使い分けて、感染症リスクを抑えながら作業を進めます。体液・血液・害虫との接触を最小限にしながら、必要な作業範囲だけを段階的に進められるため、ご家族に作業の負担をお願いする必要がありません。立ち会いが難しい場合は、ご家族のみの立ち会い・遠方からのご依頼にも対応できる業者を選んでいただくと安心です。

原状回復までの時間を短くできる

必要な機材・人員・段取りが揃っているため、消臭・消毒・搬出・清掃・リフォームまでをスムーズに進められるのが専門業者の強みです。賃貸物件の引き渡し日が決まっている、解体予定が控えている、相続関連の手続きが控えているなど、お時間に制約がある場面ほど依頼するメリットが大きくなります。

業者選びで確認したい4つのポイント

特殊清掃は、業者によって対応範囲・進め方・費用感に差が出やすいジャンルです。ご相談から完了まで安心してお任せいただくために、次の4点を業者選びの目安にしていただくのがおすすめです。

特殊清掃の業者選びで確認したい4つのポイント

  • 特殊清掃の実績・現場経験が豊富か
  • 作業範囲・追加費用の発生条件を見積書で明示しているか
  • プライバシーへの配慮が徹底されているか
  • 遺品整理・原状回復までワンストップで対応できるか

特殊清掃の実績・現場経験が豊富か

特殊清掃は、現場ごとの判断力が仕上がりを左右します。孤独死・長期療養後・ごみ屋敷化したお部屋など、さまざまな現場の対応経験がある業者であれば、汚損の広がり方・下地への影響・においの残り方を踏まえたご提案が受けられます。会社の所在地・スタッフ体制・実績ページの有無も判断材料になります。

作業範囲・追加費用の発生条件を見積書で明示しているか

特殊清掃は、現地を確認しないと正確なお見積もりを出すのが難しいジャンルです。「どこまでが当初お見積もりの範囲で、どの条件で追加費用になるのか」を、現地確認のうえで見積書に明示してもらえる業者を選んでいただくのが安心です。極端に安い概算金額だけ提示する業者は、追加費用で結果的に高額になることもあるためご注意ください。

プライバシーへの配慮が徹底されているか

特殊清掃の現場は、ご家族にとってデリケートな状況であることがほとんどです。無地車両での訪問・近隣の方への配慮・お写真や情報の取り扱いまで、プライバシーへの配慮が徹底されているかを事前に確認しておくと安心です。マンション・アパートの場合は、エレベーター・共用部の養生もポイントになります。

遺品整理・原状回復までワンストップで対応できるか

特殊清掃のあとには、遺品の仕分け・残置物の搬出・原状回復リフォームといった工程が続くケースが多くあります。それぞれを別の業者に依頼すると、立ち会い・お見積もり・引き渡しの調整が複数回発生してしまいます。窓口が一本化できる業者であれば、ご家族の負担を抑えながら、撤去〜清掃〜消臭〜リフォームまでを段取りよく進められます。

アイワクリーンでの特殊清掃のご相談の流れ

ご相談の流れと対応範囲

  • 電話・LINE・フォームからお問い合わせ/お写真でのご相談OK
  • 現地確認のうえで作業範囲・追加費用条件を明示したお見積もり
  • 特殊清掃・消臭・遺品整理・残置物撤去をワンストップで対応
  • 必要に応じて床材・壁紙の張り替え等の原状回復リフォームまで対応
  • 買取・リユース可能なお品物は査定して作業費用と相殺のご提案も可能
  • ご家族のみの立ち会い・遠方からのご依頼・管理会社様のご紹介経由にも対応
  • 岐阜県・愛知県北西部のご相談を中心に承ります

アイワクリーンは岐阜県可児市に拠点を置き、特殊清掃・遺品整理・ごみ屋敷のお片付け・賃貸の原状回復までワンストップでお手伝いしています。「まず自分たちでやるべきか、業者に頼んだ方が良いのか」の判断段階でも、お写真や状況のヒアリングからご提案できますので、まずはお気軽にご相談ください。

特殊清掃そのものの基本は特殊清掃とは|岐阜・愛知の依頼判断から作業内容・業者選びまで解説、必要なケース・費用相場・依頼の流れは特殊清掃が必要なケース・費用相場・依頼の流れ、費用面の詳しい内訳は特殊清掃の費用相場と料金が変動する要因もあわせてご参照ください。

ご相談前のチェックリスト

お問い合わせ前にご確認いただけるとスムーズです

  • 対象のお家の種別(戸建て/マンション/アパート)と間取り
  • ご相談の主な内容(特殊清掃/遺品整理/残置物撤去/原状回復リフォーム)
  • 発見・退去・引き渡しまでのおおよそのスケジュール
  • 立ち会い可能な方(ご家族・ご親族・代理の方など)
  • 管理会社様・貸主様の連絡先と立ち会いの可否
  • お部屋の現状の写真(玄関・居室・水回りを各1枚ずつあると理想的)

お写真を数枚LINEで送っていただけるだけでも、より具体的なご提案が可能です。
ご家族・ご親族からのご相談、管理会社様からの代理お見積もりにも対応しておりますので、お気軽にお声がけください。

スタッフコメント

スタッフコメント
特殊清掃のご相談をいただくとき、「まずご家族でどこまでやれるか挑戦してみたけれど、においや感染症が心配で手が止まってしまった」というお声を本当によくいただきます。無理をなさって体調を崩されてしまうと、お部屋もお気持ちも一度に落ち込んでしまうので、迷われた段階でご相談いただいて大丈夫です。

専門業者にご依頼いただいた場合でも、現場をいきなりすべてお任せいただく必要はありません。「ここまでは自分たちでやれる」「この部分は手伝ってほしい」といったご相談からスタートして、必要な工程だけお願いいただくことも可能です。買取・リユースのお品物があるお家では作業費用と相殺してご案内できますので、費用面でも無理のない範囲で進められるよう一緒に考えさせてください。

立ち会いは、ご家族のみ・遠方からのお電話やLINEでのやり取り・管理会社様経由のご相談など、いずれも対応しております。お写真を1枚LINEで送っていただくだけのご相談からお気軽にどうぞ。

まとめ

特殊清掃は、感染症対策・においの除去・下地処理・残置物の整理を段階的に進める必要があり、市販の道具と自己流のお掃除だけでは戻しきれないことが多いジャンルです。ご家族で挑戦されること自体は決して否定されるものではありませんが、感染症のリスク・においの再発・下地の汚損残り・心理的な負担が重なる場合は、無理をなさらず専門業者にご相談いただくのも大切な選択肢です。

専門業者にご依頼いただくと、消臭・消毒→特殊清掃→遺品整理→下地処理/リフォーム→仕上げ消臭の5ステップで段階的にお部屋を整えられ、原状回復までの時間も短くしやすくなります。業者選びの際は、実績・見積書の明示・プライバシー配慮・ワンストップ対応の4点を目安にして、ご家族にとって無理のない進め方を選んでいただければと思います。

関連ページ

特殊清掃のご相談は、アイワクリーンへ

「自分たちでできるか分からない」「業者に頼むときの手順や費用感を知っておきたい」段階でもご相談いただけます。
写真相談OK、ご家族のみの立ち会い・遠方からのご依頼・管理会社様経由のご相談にも対応しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

Copyright (C) 2023 岐阜・愛知エリアを中心に家財・遺品整理・片付け・特集清掃なら合同会社アイワクリーン | 全国対応可能. All rights Reserved.
アイワクリーン 無料でお見積り相談する!
  • LINELINE

  • お電話お電話

  • メール

無料でお見積り相談する!