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遺品整理で残すものは?捨ててはいけない理由や判断基準を解説

アクセサリーや壺、カセットテープを片づける様子

 

遺品整理をする中で、残すものと処分するものを判断する必要があります。人によって事情は異なりますが、共通して必ず残さなければならないのは手続きに関係するものです。誤って処分しないためにも、事前にリストを作成するなど遺族間で確認しておきましょう。この記事では、遺品整理で残しておくべきものや捨ててはいけない理由を解説していますので、処分の判断基準として参考にしてください。

この記事を読むための時間:3分

遺品の整理で残すべきもの5選

遺品整理で残しておくものは以下の通りです。

 

  • 身分証明書や印鑑
  • 契約書や権利書などの書類
  • 貴重品
  • 価値があるもの

 

それぞれ詳しく解説していきます。

身分証明書や印鑑

身分証明証や印鑑は死亡後の手続きに必要となります。身分証明証の中には運転免許証や健康保険証など返納するものがありますが、マイナンバーカードは相続の手続きが済み、不要になった段階で破棄することが可能です。いずれも各種手続きが終わるまでは、処分しないよう注意してください。

契約書や権利書などの書類

故人の資産を証明する法的効力として、契約書や権利書は重要です。土地を持っていた場合でも証明するものがなければ意味がありません。遺産の分配を適切に行うためにも、契約書や権利書は必ず保管しておきましょう。

貴重品

現金や通帳など、遺産として扱われる貴重品はすべて残しておくべきです。年金手帳やクレジットカード、請求書や領収証など金銭に関わるものは、その後の手続きに必要となる場合があります。遺品整理の際は書類や封筒などを一斉に捨てないように、一つ一つ確認しながら処分していきましょう。

故人が所有していた鍵は残しておくようにします。車や倉庫、家の鍵はもちろんですがよくわからない鍵でも捨てないようにしてください。貴重品をしまっていた場所の鍵である可能性も高いので、判明するまでは保管しておきましょう。

価値があるもの

故人が趣味として扱っていたものは、高額な価値になる場合があります。貴金属や着物、美術品などは査定に出すことで思わぬ値段がつくこともあるため、自己判断で処分しないようにしてください。

遺品整理を行う際の判断基準

遺品整理では以下の3つを参考にして行いましょう。

 

  • 故人との思い出があるものは残す
  • 迷ったら残しておく
  • 専門の業者と相談して決める

 

それぞれ詳しく解説していきます。

故人との思い出があるものは残す

遺品整理の際は遺族間で形見分けを行う場合があります。思い出のある写真や手紙、身につけていたものは形見として受け継ぐことが多いため、整理するときには大切に保管しておきましょう。

迷ったら残しておく

遺品の中には処分の判断に困るものがいくつかあると思います。迷ったときは、一旦残しておくことがおすすめです。急いで処分してしまうと取り返しがつかなくなるので、後悔しないよう十分考慮してください。

専門の業者と相談して決める

自分自身で遺品整理を行うと、残すべきものの判断に悩む事が多く、時間もかかりやすいです。処分に不安がある方や時間がない方は、遺品整理の専門業者に依頼することをおすすめします。短時間で残すものと捨てるものを見極め、相談にもその場で応じてくれるため、遺族にとって心強い存在となるでしょう。

まとめ

遺品整理で残しておくのは身分証明書や貴重品、契約関係の書類など死亡後の手続きに必要なものが中心です。そのほかにも、故人の思い出があるものは形見分けとして譲り受けることが多いため、勝手に処分しないように注意してください。

 

また、一見価値がないように思えるものでも高額査定につながるケースがあるため、処分の判断は慎重に行う必要があります。迷ったときは自己判断せず、業者の遺品整理サービスを活用することも検討してみましょう。

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