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お焚き上げで持ち込みは?手順や持ち込み可能なものをわかりやすく解説

大切なものを手放す時、どのようにすれば良いか悩んだことはありませんか。
特に、神仏に関わる物や、亡くなった方の遺品、愛着のある品物を処分する際は、適切な方法を選びたいものです。
そんな時に役立つのが、古来より行われてきた「お焚き上げ」という伝統的な儀式です。
この記事では、お焚き上げの目的や意味、神社やお寺への持ち込み方法、費用、持ち込み可能な物の具体的な例などを分かりやすく解説していきます。

□お焚き上げとは?なぜ行う?

お焚き上げは、神仏に関わる物や、亡くなった方の遺品、不要になった愛用品などを、火で焚き上げて供養する伝統的な儀式です。
神道では「天に還す」儀式、仏教では「故人様に返す」儀式とされています。

1:お焚き上げの目的

お焚き上げを行う目的は、大きく分けて二つあります。
・物に宿る思いや魂を浄化すること
・感謝の気持ちを表すこと
お焚き上げを通して、物に宿る思いや魂を清め、感謝の気持ちと共に天に帰すことで、心穏やかに手放すことができるのです。

2:お焚き上げの歴史

お焚き上げは、古来より日本では火を使った儀式が「浄化」の象徴とされてきました。
平安時代に宮中で行われた神事や火祭りが起源とされています。
火は、古来より生命の象徴であり、穢れを祓う力があると信じられてきました。
お焚き上げは、その火の力を借りて、物に宿る思いや魂を清め、感謝の気持ちと共に天に帰すという、古来からの信仰に基づいた儀式なのです。

□お焚き上げ持ち込み:神社やお寺でできる?

お焚き上げは、神社やお寺で受け付けていることが多いですが、持ち込み可能な物や費用、手順などが異なります。
お焚き上げを依頼する前に、事前に電話で問い合わせて確認することが大切です。

1:持ち込み可能な物

お焚き上げの対象となる物は、神社やお寺によって異なります。
一般的には、神仏に関わる物、亡くなった方の遺品、不要になった愛用品などが対象となります。
具体的には、神棚、お仏壇、お札、お守り、絵馬、破魔矢、お仏像、掛軸、お位牌、季節の飾り物、人形、ぬいぐるみ、写真、遺影、だるまなどが挙げられます。

2:持ち込みできない物

お焚き上げができない物には、次のようなものがあります。
・不燃物(金属、精密機器、ガラス、陶器製品など)
・燃やすと有害物質が発生するおそれがあるもの(プラスチック製品、ビニール製品など)
・危険物・引火性のある物
お焚き上げができない物は、自治体のルールに従って処分しましょう。
また、神社やお寺で引き取れない物でも、専門会社によっては引き取りが可能な場合もあります。

3:費用

お焚き上げの費用は、神社やお寺、持ち込む物の種類や量によって異なります。
一般的には、数千円から数万円程度が相場です。
事前に問い合わせて、費用を確認するようにしましょう。

4:手続き

お焚き上げの手続きは、神社やお寺によって異なります。
事前に電話で問い合わせて、持ち込み可能な日時や持ち込み方法などを確認しましょう。
一般的には、持ち込む物の種類や量を伝え、お焚き上げの申し込みをします。
持ち込みの際は、氏名や住所、電話番号などの連絡先を伝えるようにしましょう。
お焚き上げの日時は、神社やお寺で決まっている場合もあります。

□まとめ

この記事では、お焚き上げの目的や意味、神社やお寺への持ち込み方法、費用、持ち込み可能な物の具体的な例などを解説しました。
お焚き上げは、大切なものを手放す際に、感謝の気持ちを表し、心穏やかに新たな章を始めるための伝統的な儀式です。
お焚き上げを検討されている方は、この記事を参考にして、適切な方法でお焚き上げを行い、大切なものを供養してください。

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