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生前整理で残すものとは?遺品整理で後悔しないために知っておきたいポイント

人生100年時代と言われる現代、老後の生活や将来について真剣に考える人が増えています。
その中で、自分の人生における「生前整理」をどのように進めていけば良いのか具体的な方法を知りたい、遺品整理で家族に負担をかけたくないと考えている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、生前整理で何を残すべきかを具体的に解説します。

□生前整理で残すものとは?

この記事では、遺品整理で後悔しないためにも知っておくべき7つのポイントを紹介します。
生前整理で残すものは、大きく分けて以下の7つに分類できます。

1:貴重品

2:身分証明書や印鑑

3:契約書や権利書

4:価値のあるもの

5:鍵

6:故人との思い出があるもの

7:判断に困るもの

1:貴重品

通帳、現金、マイナンバーカード、キャッシュカード、クレジットカード、健康保険証、年金手帳、公共料金等の請求書や領収書など、亡くなった後の手続きや資産の把握に必要なものが含まれます。
これらの貴重品は、親族が勝手に持ち去ってしまい、正しい遺産の総額が分からなくなるケースもあります。
トラブルを防ぐためにも、事前に確認し、親族間で共有しておくことが大切です。

2:身分証明書や印鑑

故人の身分証明書は、死亡後の手続きで必要になる可能性があります。
特に、賃貸物件に住んでいた場合は、解約手続きに必要となるため、早めに探し出して手続きを進めるようにしましょう。
また、印鑑も、故人の口座の解約や相続手続きなど、さまざまな場面で必要となる場合があります。

3:契約書や権利書

契約書や権利書は、故人の資産を示す重要な書類です。
生前、本人が「自分はこの土地を持っている」と言っていたとしても、契約書や権利書がなければ法的効力はありません。
遺産の分配をスムーズに行うためにも、契約書や権利書は大切に保管しておきましょう。

4:価値のあるもの

美術品、骨董品、ブランド品など、値段がつく可能性があるものは、専門会社に査定してもらうことをおすすめします。
価値が分からなくても、とりあえず保管しておくと、後々思わぬ発見があるかもしれません。

5:鍵

自宅の鍵、車の鍵、会社のロッカーの鍵など、さまざまな鍵があります。
これらの鍵は、紛失すると大変な事態になりかねません。
故人が使っていた鍵は、家族に引き継ぐか、信頼できる人に預けるようにしましょう。

6:故人との思い出があるもの

写真、手紙、日記など、故人との思い出を形にする大切なものです。
これらの思い出は、家族にとってかけがえのない宝物になります。
整理する際には、故人のことを思いながら、大切に保管できる方法を検討しましょう。

7:判断に困るもの

遺品整理で最も判断に迷うのが、この「判断に困るもの」です。
例えば、故人が趣味で集めていたコレクションや、大量の書籍など、一見価値がなさそうに見えても、家族にとって大切な思い出の品かもしれません。
判断に迷う場合は、家族で話し合って決めるか、専門会社に相談してみるのも良いでしょう。

□遺品整理で残すものを決める手順

遺品整理で何を残すべきか判断する際には、以下の4つの手順を踏むことをおすすめします。

1:遺言書を確認する

遺言書には、遺品として残すべきもの、再利用すべきもの、遺品処分の方法などが書かれている可能性があります。
故人の希望を尊重するためにも、最初に遺言書を確認しましょう。

2:残すものの基準を決める

家族で話し合い、何を残して何を捨てるのか、あらかじめ基準を決めましょう。
例えば、「再利用できそうなものは残す」「売却できるものは残す」「家に保管できるものは残す」「捨てるのに抵抗のある品は残す」など、明確な基準を設けることで、遺品整理がスムーズに進みます。

3:実際に遺品を見てみる

基準を元に、実際に遺品を確認しましょう。
遺品は想定以上に多い場合もあるため、基準だけでは判断に迷うものも出てくるでしょう。
そのようなときは、保留用の箱を用意しておき、判断に迷うものを保管しておくことをおすすめします。

4:故人のことを思い出し最終決定する

最終的に遺品を残すかどうかは、故人のことを思いながら決めましょう。
「取っておけばよかったな」と後悔する可能性を考慮し、故人が大切にしていたものは、思い出として残す方が良いでしょう。
また、故人の友人や知人から、遺品を譲ってほしいという連絡が来る場合もあります。
故人のことを思いながら、慎重に判断しましょう。

□まとめ

生前整理で何を残すべきか、遺品整理で後悔しないためにも、この記事で紹介した7つのポイントを参考にして、自分にとって大切なものをしっかりと残しましょう。
遺言書を確認し、残すものの基準を決める、実際に遺品を見て確認する、故人のことを思い出しながら最終決定する、という4つの手順を踏むことで、遺品整理をスムーズに進めることができます。
遺品整理は、故人への感謝の気持ちを改めて確認する良い機会でもあります。
故人のことを思いながら、大切な思い出を大切に保管していきましょう。

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