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遺品との違いや処分方法を解説!遺留品を整理する3つのステップ

 

故人の遺留品整理は、遺族にとって精神的な負担が大きいものです。
遺留品の種類や処分方法、分別方法などがわからない人も多いのではないでしょうか。

今回は、遺留品とはそもそも何か、自分で遺留品を処分する方法を紹介します。

 

□遺留品とは?遺品との違い

 

遺留品整理を始めるにあたって、まず理解しておくべきなのが「遺留品」と「遺品」の違いです。
遺留品は、故人が残した品物の総称を指します。

一方、遺品は、故人が大切にしていたものや日常的に使っていたもの、家族に遺したものを指し、故人にゆかりがあるものを意味します。

 

*遺留品とは

 

遺留品は、故人が亡くなった後に残されたすべての品物を指します。
例えば、故人が使用していた衣類、家具、書籍、日用品などが含まれます。

 

*遺品とは?遺留品との違い

 

一方、遺品は、故人が特に大切にしていたものや、家族にとって思い出深いものを指します。
例えば、故人が愛用していた腕時計、思い出の詰まった写真、故人が書き残した手紙などが遺品に該当します。

 

遺留品整理においては、これらの違いを明確に認識しておくことが重要です。
遺族は、故人の遺志を尊重し、遺品を大切に保管したり、思い出として残したりする場合があります。
一方、遺留品については、適切な方法で処分する必要があります。

 

 

□自分で遺留品を処分する3つのステップ

 

遺留品を自分で処分する場合は、以下の3つのステップに分けて行うのがおすすめです。

 

1:必要な道具の準備

 

遺留品を安全かつ効率的に処分するためには、適切な道具の準備が重要です。

・ ゴミ袋: 遺留品を分別して捨てる際に必要です。

サイズや素材は、処分する遺留品の量や種類に合わせて選びましょう。

・ ハサミやカッター: ダンボール箱を解体したり、不要な部分を切り取ったりする際に必要です。
・ ダンボール箱: 遺留品を保管したり、運搬したりする際に必要です。
・ ガムテープ: ダンボール箱を封をする際に必要です。
・ ロープ: 大きな遺留品を固定したり、運搬したりする際に必要です。
・ マジックペン: ダンボール箱に内容物を記入する際に必要です。
・ ペンチ: 壊れた家具や家電などの部品を分解する際に必要です。
・ ドライバー: 家具や家電などの部品を分解する際に必要です。
・ 台車: 重たい遺留品を運搬する際に必要です。
・ 運搬用の車: 遺留品を処分場所に運搬する際に必要です。
軽トラックやワゴン車などがおすすめです。

 

2:遺留品の仕分け

 

遺留品を処分する前に、まずは以下の3つの基準で仕分けを行いましょう。

・ 貴重品など残すもの: 故人にとって重要な書類や、価値のある品物は、処分せずに保管しましょう。
・ リサイクルできるもの: 壊れていない家電や家具など、リサイクルできるものは、適切な方法でリサイクルしましょう。
・ 処分するもの: リサイクルできないものや、不要なものは、適切な方法で処分しましょう。

 

3:実際の処分

 

遺留品を処分する際には、以下の点に注意しましょう。

・ 廃棄場所: 遺留品を廃棄する場所を事前に確認しましょう。
自治体によって、廃棄できるものや、処分方法が異なります。
・ 運送方法: 遺留品を処分場所に運搬する手段を確保しましょう。
・ 費用: 遺留品の処分には費用がかかる場合があるため、事前に確認しておきましょう。

 

 

□まとめ

 

遺留品整理は、故人の遺志を尊重し、遺族の精神的な負担を軽減するために、慎重かつ丁寧に行う必要があります。
遺留品と遺品の明確な違いを理解し、必要な道具を準備し、遺留品を適切に仕分け、安全な方法で処分することで、スムーズに遺留品整理を進められます。