セルフネグレクト診断チェックリスト!8つの項目であなたの状態をチェック
セルフネグレクトという言葉、聞いたことはありますか。
自分の健康や安全を損なうほど、生活が乱れてしまう状態のことです。
あなたは、もしかしたらセルフネグレクトの傾向があるかもしれません。
この記事では、セルフネグレクト診断チェックリストと、セルフネグレクトに陥りやすい人の特徴、そして改善するための具体的なアドバイスを紹介します。
□セルフネグレクト診断8つのチェック項目
セルフネグレクトとは、自分の健康や安全を損なうような状態のことです。
例えば、ゴミ屋敷のような生活環境、食事の乱れ、必要な治療を拒否することなどが挙げられます。
あなたは、自分の生活を振り返って、下記の項目に当てはまるものがあるかチェックしてみてください。
1: 一人暮らし、または一人で過ごす時間が多い。
2: 信頼できる友人や家族が周囲にいない。
3: 病気やケガ、体調不良があっても病院に行かない。
4: 介護サービスが必要な状態なのに利用していない(高齢の場合)。
5: 食事の栄養バランスを考えていない。
6: 歯磨きや洗顔、入浴などをさぼっている。
7: 生活リズムが乱れている。
8: 家の衛生状態が悪く、ゴミなどが散乱している。
これらの項目にいくつ当てはまりましたか。
もし、いくつか当てはまる項目があったとしても、すぐにセルフネグレクトと決めつける必要はありません。
しかし、これらの項目に多く当てはまる場合は、セルフネグレクトの可能性があります。
□セルフネグレクトに陥りやすい人の特徴
セルフネグレクトに陥りやすい人には、いくつかの共通点があります。
1:自己肯定感が低い
セルフネグレクトの人は、自分のことを「価値がない」「役に立たない」と感じていることが多いです。
そのため、自分のことを大切にできず、生活を放置してしまいがちです。
2:精神的なストレスを抱えている
精神的なストレスは、セルフネグレクトの大きな要因の一つです。
仕事や人間関係の悩み、トラウマなど、さまざまなストレスがセルフネグレクトを引き起こす可能性があります。
3:周囲とのつながりが薄い
セルフネグレクトの人は、周囲とのつながりが薄く、孤独を感じていることが多いです。
家族や友人との関係が希薄だったり、周囲に頼れなかったりする場合、セルフネグレクトに陥りやすくなります。
4:完璧主義
完璧主義の人は、常に完璧を目指し、自分自身に厳しい目を向けがちです。
そのため、完璧な結果が出せないと、自分を責めてしまい、自己嫌悪に陥ってしまいます。
5:過去のトラウマ
過去のトラウマは、セルフネグレクトに影響を与えることがあります。
過去の虐待やネグレクトの経験は、自己肯定感の低さや、周囲への不信感を生み出し、セルフネグレクトに繋がりやすくなります。
□まとめ
セルフネグレクトは、放置すると健康面だけでなく、精神面にも悪影響を及ぼす可能性があります。
もし、セルフネグレクトの傾向があると感じたら、一人で抱え込まずに、信頼できる人に相談したり、専門機関に助けを求めることが大切です。
セルフネグレクトを克服するためには、まず自分の状態を受け入れることから始めましょう。
そして、少しずつでも良いので、生活習慣を見直したり、周囲の人とつながったりすることで、セルフネグレクトから脱却できます。
前の記事へ
« うつで片付けられない?ゴミ屋敷化を防ぐ3つの原因と対処法