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実家のリノベーションはどう行う?アイデアをご紹介!

家は建てた当初は快適でも、時の流れと共に古くなり、使い勝手や見栄えが悪くなります。古い家はリノベーションをすることで、現代的で過ごしやすい家に変貌させることが可能です。この記事では実家のリノベーションを行う際のアイデアをご紹介します。

 

◆実家のリノベーションの魅力

快適で暮らしやすい家になる

リノベーションにより、新しい機能や設備を取り入れることで快適な住環境を手に入れることが出来ます。また、実家で暮らす親が高齢な場合、段差の解消や手摺りの設置などのバリアフリー化も行うことで安全性も向上します。

 

実家の寿命を延ばせる

思い出の詰まった実家。長く残したいものです。しかし建てたまま放置していると老朽化が進み住めなくなってしまうこともあります。一般的な木造住宅の寿命は30年と言われていますが、リノベーションにより建物の寿命を延ばすことが出来ます。

 

環境に優しい家へ

住宅に使用する素材や、照明・太陽光発電機といった機器類は時代と共に進化しています。新しい物を取り入れることで、エネルギー効率の良い住宅へアップデートできます。環境に良いことに加えて、光熱費が抑えられたり、室内の快適性が保てたりというメリットもあります。

 

 

◆思い出の保存と機能性の両立

家を丸ごとリノベーションしてしまうと、思い出が薄れてしまうこともあります。もともとの家の魅力を活かしつつ、最新の機能や設備を導入してみましょう。

 

歴史ある家の特徴を生かす

  1. 歴史的な価値の維持: 実家が歴史的な価値を持つ場合、その特徴を大切にしましょう。例えば、立派な梁や柱を露出させたり、土間や縁側といった温かみのあるスペースを残したりすることで、古い家独特の魅力を生かすことが出来ます。
  2. 古い素材を生かした家具作り: リノベーションの際に出た古材を生かして机や棚などの家具を作ることもできます。家の中身が一新したとしても、家との思い出を身近に感じることが出来ます。

 

現代的な機能と快適性の追求

家の雰囲気を大きく変えずとも、新たな機能や設備を導入することで快適性は向上します。以下に一例を紹介します。

  1. 宅配ボックス: 現代はオンラインで様々な物を購入することが出来ます。宅配ボックスを新たに設置することで、荷物をいつでも受け取ることができ、外出が多い人も安心です。
  2. 温調設備: 最近は床暖房や全館空調といった設備が人気です。どんな季節でも過ごしやすい室温を保つことで、家にいる時に快適さは大幅に向上します。
  3. 設備の自動化: 近年様々な設備の自動化が進んでいます。センサー感知する照明、自動で開閉するシャッター、キーレスでどこからでも施錠可能な玄関などがあります。リノベーションの際はこれらを導入することで毎日のひと手間を無くすことが出来ます。

 

 

◆環境に優しいリノベーション

古い家は新しい家に比べると、エネルギー効率が悪い家も多いです。リノベーションによりエネルギーのロスを減らすことが出来れば、環境にも優しいです。

 

断熱性能を高める

  1. 断熱材の見直し: 断熱材を追加したり、新しいものに変えたりすることで、家全体の断熱性を高めることが出来ます。外壁部分に断熱ボードを張るなど、壁を壊さずに済む方法もあります。
  2. 窓の変更: ペアガラスやトリプルガラスを使用した窓は断熱性に優れています。また、窓サッシもアルミの物から樹脂製のものへ変更することで、熱伝導率を下げることが出来ます。窓を丸ごと交換することが難しい場合は、既存の窓の内側に追加で窓を取り付ける方法もあります。

 

省エネ設備の導入

  1. LED照明: LED照明は白熱球と比べ電力の使用量が少ないです。また、寿命も約4万時間と非常に長いため、交換頻度も減ります。環境に良く、電気料金も抑えられます。
  2. 太陽光発電: 環境へ配慮した選択として、太陽光発電システムの導入も挙げられます。電気代を抑えられることに加えて、停電などの非常時にも電気の使用が可能になるメリットもあります。

 

補助金制度の活用

環境へ配慮した住宅への改修には補助金制度を活用できる可能性が高いです。様々な制度があるので、自身のリノベーション内容に合った補助金があるか調べてみて下さい。リノベーションは高額な費用がかかることも多いですが、負担を軽減することが出来ます。

 

 

◆家の寿命を延ばす改修

家の見た目や快適性が向上しても、家自体の寿命が短いと永く暮らすことは出来ません。補修や補強を行い、家の寿命を延ばしましょう。

 

耐震性の強化

日本に住む以上、地震のリスクは避けられません。最近の家は厳しい耐震基準をクリアして建てられているものが多いですが、古い家はそうではない場合もあります。基礎や接合部分などの劣化状況を確認し、リノベーションと合わせて修復や補強を行いましょう。重い屋根材の場合は軽いものに変更することも効果的です。

 

屋根や外壁のメンテナンス

屋根や外壁が劣化してしまうと、見た目が悪いだけでなく、雨漏りなどのトラブルに繋がります。雨漏りは腐食等を引き起こし家の劣化を加速させてしまいます。点検を行い、必要に応じて塗り替えなどのメンテナンスをしましょう。

 

給排水管の入れ替え

古い給排水管は腐食や詰まりが発生している可能性があります。水漏れや破裂が起こると大惨事です。点検を行い、状態が悪ければ入れ替え工事を依頼しましょう。

 

 

◆多世代が快適に過ごせる空間の工夫

暮らす世代によって、家に求める機能や環境は変化します。生活する世代を限定しない空間作りを行うことで、多世代に渡って実家に住むことも可能です。

 

バリアフリー化

今は高齢者が暮らしていない実家でも、将来を見据えてバリアフリー化をしておくと安心です。

  1. 段差の解消: 歳を取ると足が上がりにくくなり、ちょっとした段差でも転倒してしまうことがあります。室内に段差がある場合は解消しましょう。また、実家で暮らす家族の誰かの足が不自由になってしまっても、車いすでの生活を送ることができます。
  2. 手すりの設置: 靴を脱ぎ履きする玄関や、滑りやすいバスルームといった場所には手すりを付けることで身体を支えることができます。

 

世代ごとのニーズに応える

  • お洒落なデザイン: 現代的なおしゃれなデザインを取り入れ、若い人でも住んでいて楽しくなるような室内を目指しましょう。アクセントクロスやペンダントライトは人気アイテムです。
  • 子育てに対応した住宅: 子供用の遊び場や学習スペースを設けることで、子育てに対応することが出来ます。子どもが小さい内は目を離すと危険なため、目に入りやすい場所にスペースを設けましょう。

 

 

◆まとめ

リノベーションにより家族全員が満足する家へ

建ててから年月の経った家は劣化し、外観や機能面で新しい家と比べて劣ってしまいます。リノベーションにより劣化を改修し、新しい機能を取り入れ、家族全員が快適に過ごせる家を目指しましょう。

 

実家を未来へと繋ぐリノベーションの価値

リノベーションにより家の寿命を延ばすことができ、大切な実家を多世代に受け継いでいくことが出来ます。また、世代を問わず暮らしやすい間取りや室内環境を整えることで、家族の誰が住むことになっても問題なく生活することが出来ます。

 

家族の歴史が詰まった実家は適切にメンテナンスし改修することで永く残すことが出来ます。リノベーションにより新たな価値を付加し、家族で永く受け継いでいきましょう。

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