ゴミ屋敷はどこから片付ける? 実践的なステップと判断基準
ゴミ屋敷に悩んでいる方へ。
部屋が散らかっていて、どこから片付けていいのかわからない…。
そんな重い心理的負担を感じながらも、家を整理整頓したいと思っているあなたに、この記事では効果的にゴミ屋敷から脱出するための具体的な片付け手順と心構えをお伝えします。
ゴミ屋敷の状態に気づいていても、一体どこから片付ければよいのか途方に暮れてしまいますよね。
でも大丈夫です。
ここで紹介する方法を実践すれば、必ずゴミ屋敷から抜け出すことができるはずです。
まずはゴミ屋敷の判定基準を知り、自分の部屋がどの程度の状態なのかを確認しましょう。
そして、ステップバイステップで着実に片付けを進めていきましょう。
□ゴミ屋敷とは?判定基準と自覚の重要性
ゴミ屋敷と一言で言っても、その状態には様々なレベルがあります。
一般的にゴミ屋敷と呼ばれる家の特徴は以下の通りです。
1:足の踏み場がないほどゴミが散乱している
2:悪臭や害虫が発生している
3:ゴミが部屋の中だけでなく、廊下や玄関先にまで溢れ出している
これらの状態に当てはまる場合、ゴミ屋敷と判定されます。
ゴミが溢れた生活環境は、転倒事故や火災のリスクが非常に高く、健康被害も心配されます。
また、悪臭や害虫が近隣へ迷惑をかける可能性もあるでしょう。
しかし、ゴミ屋敷の判定基準に完全に当てはまらない場合でも、ゴミが多すぎて生活に支障をきたしているなら、片付けが必要不可欠です。
自分の部屋の状態を客観的に見つめ直し、ゴミ屋敷になりつつあると自覚することが、脱出への第一歩となります。
ゴミ屋敷のレベルは主に5段階に分けられ、レベル1は部屋全体が汚れている状態、レベル5は部屋の外にまでゴミが溢れ出している危険な状態を指します。
自分の部屋がどのレベルに該当するか確認し、それに合わせた片付け方法を選ぶことが肝要です。
□ゴミ屋敷はどこから片付ける?9ステップで片付ける
自力でゴミ屋敷を片付けるなら、決められた手順に沿って効率的に進めるのがおすすめです。
ここでは、部屋を整理整頓する9のステップを紹介します。
1:ゴミを外に出すスペースを確保する
まずは片付けるスペースを作ることが大切です。
玄関や窓際のゴミを撤去し、搬出ルートを確保しましょう。
2:害虫駆除を行う
ゴミが溜まると害虫が発生しやすくなります。
片付けの前にくん煙剤などで虫の活動を抑えておきましょう。
3:片付けに必要な道具を準備する
ゴミ袋やマスク、軍手、ガムテープなど、片付けに必要なアイテムをそろえます。
掃除用具も忘れずに。
4:玄関に近い場所から片付ける
家全体を整理する場合は、玄関に近い部屋から順番に片付けていくのが効率的です。
5:大型のゴミや不用品から処分する
片付けは、大きなものから手をつけるのが鉄則。
家具や家電など、かさばるゴミを真っ先に運び出しましょう。
6:仕分けしながら細かいゴミを処理する
衣類や書類などの小物は、必要かどうかを判断しながら仕分けます。
思い切って手放すことも大切。
7:清掃を行う
ゴミを撤去した後は、床や棚を丁寧に清掃。
アルコール消毒で雑菌を除去するのも効果的です。
8:収納グッズを活用して整理整頓
タンスや収納ボックスを使って、残した物をすっきり片付けます。
定位置を決めて整理しましょう。
9:定期的な掃除を習慣化する
一度きれいにしたら、そのままキープすることが重要。
こまめな掃除を心がけましょう。
◻︎まとめ
ゴミ屋敷の判定基準を知り、自分の部屋がどの程度の状態なのかを確認しました。
何か質問等あればいつでも当社までご連絡ください。
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