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老後の生活計画はどうする?ライフプランの立て方をご紹介!

平均寿命が延び、人生100年時代とも言われている現代、老後は第二の人生と言っても過言ではありません。時間の余裕ができたらやってみたいこと、行ってみたい場所など色々あるかと思います。老後のライフプランを立てることは、第二の人生を充実させるために非常に重要です。この記事では、老後のライフプランの立て方を紹介します。

 

◆老後のライフプランニングの重要性

老後生活を送るためには、ライフプランを立てることが大切です。しっかり計画を練っておかないと、資金が底をつき生活が苦しくなることも考えられます。

 

ライフプランニングによって分かること

  1. イベントのタイミングと必要な金額: 転居や夫婦での旅行など、人生の大きなイベントが起きるタイミングを洗い出しましょう。その際に必要となる金額を計算することで、資金計画を作成できます。
  2. 長寿化に対応した資金計画: 日本では急速に長寿化が進んでおり、平均寿命が伸びています。100歳まで生きることを想定してライフプランを立てることで、必要な生活費や医療費を見積もることが出来ます。

 

老後のライフプランを考えるメリット

  1. 安心感: 将来の見通しを持つことで、生活資金が足りなくなる不安を軽減できます。予測可能な出費や収入を把握し、安心して老後を過ごすことができます。
  2. 生活の指標ができる: 食費や家賃など、理想的な老後生活のための費用を計算しましょう。使いすぎやため込みすぎを防ぐことができます。趣味やレジャーを楽しむための費用も考慮しましょう。
  3. 家族との共有: 設定したライフプランを家族と共有することで、理想的な老後を過ごすために、協力して実現できる可能性が高まります。

 

 

◆老後のライフプランの具体的な作成方法

老後のライフプランは具体的な数字をもとに立てましょう。どのタイミングでどのくらい資金が必要かなど、可能な限り細かくリストアップすることが重要です。充実した老後生活を送るために、準備を進めましょう。

 

手順1:目標の設定

  1. やりたい事を洗い出す: 老後生活では時間がたくさんあります。これまでやりたくても出来なかった趣味や旅行、社会参加など、老後に実現したいことをリストアップしましょう。
  2. 理想の生活を考える: 日々の生活をどのように送りたいか、何が必要かをイメージしましょう。住みたい場所、求める生活レベル、必要になる医療などそれぞれについて費用の計算を行いましょう。

 

手順2:老後のライフイベントをまとめる

老後にはさまざまなライフイベントがあります。日常的に必要になる資金以外にも単発的に大きな出費があるイベントは考慮し、資金計画に組み込む必要があります。例えば子どもや孫の結婚式、持ち家の場合は住宅の修繕費用など、これらを整理しておくことで、必要なタイミングや資金を把握し備えることが出来ます。

 

手順3:収入と支出、貯蓄残高の推移を計算

手順1と2で分かった必要な資金とタイミングを踏まえて収入と支出、貯蓄残高の推移を計算しましょう。

  1. 収入: 年金、投資収入、その他の収入源を考慮して、老後の収入を見積もります。
  2. 支出: 生活費、医療費、住居費、趣味の必要費用などの支出をリストアップし、必要な資金を計算します。
  3. 貯蓄残高の推移: 収入と支出を差し引きし、老後資金の推移を予測します。

 

 

◆ライフプランの可視化

老後にはやりたいことがたくさんあるかもしれませんが、やってみたかったのに体力的に厳しくなってできなくなってしまった、ということも。何をいつやるかなどライフプラン表を作成し、老後生活の計画を練りましょう。ライフプラン表に上述の項目を組み込むことで計画的に老後生活を営むことが出来ます。

 

老後のライフプラン表の作成

ライフプラン表とは、自分の今後の人生を年表にし、起こるライフイベントと必要なお金を一覧にしたものです。何歳のタイミングで何をやり、その時に必要な資金はどのくらいかなど具体的に組み込みます。ライフプランを表形式で整理することで、具体的な数字や目標を可視化できます。

 

家族全体のライフプランの考慮

老後のライフプランを立てる際には、自分のことや希望だけでなく配偶者や子ども世帯の状況や意見も反映させることが大切です。以下の点を考慮しましょう。

  1. 家族構成: 家族の人数や年齢を考慮して、生活費や医療費を見積もりましょう。生活に必要な資金以外にも、家族のやりたい事などの希望も加味してライフプラン表を作成しましょう。
  2. サポート: 家族や親族から、金銭面や生活面でサポートが受けられる場合それも反映しましょう。しかし、サポートしてくれる方に万が一の事があった場合、サポートが受けられなくなる場合もあることを頭に入れておきましょう。

 

 

◆老後資金準備のコツ

老後のライフプランニングを行うことで、必要な老後資金が見えてくると思います。老後は多くの場合収入が落ちるため、資金準備が重要になります。以下のポイントを押さえて準備を進めましょう。

 

キャッシュフローを確認する

老後の資金計画を立てる際には、まず、現時点でのキャッシュフローを把握することが重要です。

  1. 収入と貯蓄の確認: 現時点での全ての収入と貯蓄の確認を行います。可能であれば配偶者の分も確認しましょう。
  2. 支出の見直し: 現在の支出を詳細に確認し、無駄な出費を削減することで、老後の資金として用意できるお金が増えます。

 

65歳以降の収入源の確認

  1. 年金の見込み額の確認: 年金には国民年金や厚生年金などの公的なものと、企業型年金やiDeCoなどの私的なものがあります。ねんきん定期便などを確認し、自分の年金の見込み額を把握しましょう。
  2. 退職金の想定とその活用: 退職金は大きな老後資金となります。退職金の想定額を確認しましょう。住宅ローンの一括返済などで退職金を使用する予定がある方はそちらも考慮する必要があるので注意して下さい。

 

65歳以降の支出の見積もり

老後の支出を項目別に詳細に見積もり、必要な資金を把握しましょう。

  1. 生活費: 食費、光熱費、通信費などの基本的な生活費を考慮します。物価の上昇も踏まえて多めに見積もっておいた方が安心です。
  2. 住居費: 住宅ローン、家賃、修繕費、引っ越し費用などを見積もります。大きな金額が必要になるものも多いので、必要になるものはしっかりとリストアップしましょう。
  3. 車両費・交通費: 車を持つ予定がある場合、維持費や買い替え費用を考慮しましょう。また、公共交通機関を使用する場合も交通費を計算しておきましょう。地域によっては高齢者の交通費への助成制度などもあるため、そちらも調べておきましょう。
  4. 介護・医療費: 老後は若い時に比べて、病院にかかることも多く医療費がこれまでよりかかることがほとんどです。また、介護が必要になる可能性も大いにあり、その資金も見積もっておいたほうが安心です。
  5. その他費用: 老後生活で実現したいことや、子どもや孫関係のイベントで必要になる資金も考慮しておきましょう。充実した楽しい老後生活を送るためには余裕を持った資金準備が必要です。

 

堅実な貯蓄戦略

老後資金をしっかり準備するために、堅実な貯蓄計画を立てましょう。定期的な貯金や投資を活用して資金を増やし、安心した老後を迎えましょう。

 

 

◆まとめ:「今」から始めるライフプランニング

ライフプランニングの重要性

老後のライフプランを立てることは、充実した老後生活を送るために欠かせません。自分がどんな老後を送りたいかをしっかりイメージし、わかりやすい形にまとめていきましょう。

 

現状把握と目標達成のためにできること

思い描いた老後生活を実現するために、以下を注意して計画を立てましょう。現状を把握し、目標を設定することで、今何をしなければいけないかを把握することができます。

  1. 現状の把握: まずは現在の収入、支出、貯蓄残高を把握しましょう。キャッシュフロー表を作成して、収支を確認します。
  2. 目標の設定: 具体的な目標を設定しましょう。趣味や旅行など老後に実現したい夢を明確にしましょう。
  3. 行動計画の策定: 目標のために具体的な計画を立てます。投資、貯蓄、健康管理、事前調査などを計画的に進めましょう。

 

老後生活計画は、自分自身や家族の幸せを叶えるために大切な準備です。今から始めて、充実した人生の後半戦を迎えましょう!

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