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スプレー缶の処理方法!安全な処分手順と注意点を解説!

スプレー缶は、私たちの生活に欠かせないアイテムですが、使い終わった後の処理には注意が必要です。
特に、中身が残っているスプレー缶は、そのまま捨てると爆発事故などの危険性があり、適切な処理方法を知っておくことが大切です。

今回は、スプレー缶の安全な処分方法について、具体的な手順と注意点をご紹介します。

 

□危険なスプレー缶の処分方法とその理由

 

スプレー缶の処分方法として、よく耳にするのが、中身を抜き出してから捨てる方法です。
しかし、この方法には大きな危険が潜んでいます。

 

1: 屋内でのガス抜きは絶対に避ける

 

スプレー缶の中には、可燃性のガスが充填されています。
そのため、屋内でガス抜きを行うと、ガスが充満し、引火・爆発の危険性が高まります。

実際に、住宅や店舗でスプレー缶のガス抜き作業中に爆発事故が発生したという事例が数多く報告されています。
換気扇を回していても、風通しが良くても、やはり屋内での作業は危険です。

 

2: スプレー缶の構造とガスの特性を理解する

 

スプレー缶は、一般的に、目的成分と噴射剤が封入されています。
噴射剤には、LPガス(液化石油ガス)やDME(ジメチルエーテル)など、可燃性のものが多く使用されています。

これらの可燃性ガスは、空気と混合すると爆発しやすい性質を持っています。
そのため、スプレー缶のガス抜き作業は、適切な場所で、安全に配慮して行う必要があります。

 

 

□中身が残っているスプレー缶の正しい処理方法

 

では、中身が残っているスプレー缶を安全に処分するには、どうすれば良いのでしょうか。

 

1: 屋外でガス抜きを行う方法

 

スプレー缶の中身が少量の場合は、風通しの良い屋外でガス抜きを行えます。

方法は、以下の通りです。

・ 火気のない場所を選びましょう。

・ 周囲に人がいないことを確認しましょう。

・ スプレー缶を地面に置いて、缶を逆さまにしてガスを抜きましょう。

・ ガス抜きが終わったら、スプレー缶の口を下に向けて、残った中身をすべて出し切りましょう。

 

2: 中身を紙類に吸わせる方法

 

スプレー缶の中身が大量に残っている場合は、新聞紙や段ボールなどの紙類に吸わせる方法が有効です。

・ ビニール袋の中に、新聞紙などを敷き詰めましょう。

・ スプレー缶をビニール袋に入れ、缶を逆さまにして、中身を紙類に吸わせましょう。

・ 紙類が完全に乾いたら、しっかりと封をして捨てましょう。

 

 

□まとめ

 

スプレー缶の処分は、適切な方法で行わなければ、爆発事故などの危険性があります。

この記事では、スプレー缶の安全な処分方法について、具体的な手順と注意点を紹介しました。
正しい方法で処分することで、安全な環境を維持できます。